マリナーズのイチロー(44)が現地時間12日、ミシガン州デトロイトのコメリカ・パークで行われたタイガースとのダブルヘッダーで、コーチとして初めてベンチに入った。ロイターなどが報じた。日本のネット上では、イチローがベンチ入りすることになった「理由」にも注目が集まっている。
特別補佐となったイチローは今季、規定により選手としては出場できないが、コーチとしてならベンチ入りできる。この日はスコット・サービス監督が長女の卒業式に出席するため、ベンチの首脳陣枠が空き、コーチ・イチローの出番となった。
Twitter上では、監督がベンチを空ける理由が、長女の卒業式出席のためだったことについて、「日本には全くない発想!」と驚くコメントが相次いだ。
メジャーでは、ヤンキース監督も
日本のプロスポーツだと、監督が家の用事を理由に休むのは、あまり聞いたことがない。
だがメジャーリーグでは、2017年5月にもニューヨーク・ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が長女の高校の卒業式に出席するため、欠場をしている。このとき、代わって指揮を執ったベンチコーチのロブ・トムソン氏も、娘の卒業式のために試合を休んだ経験を持つ。
日本のツイッター上でも、「家族を大切にする時間を持つ」ことへの共感が出ていた。
ハフポスト日本版は5月に5周年を迎えました。この5年間で、日本では「働きかた」や「ライフスタイル」の改革が進みました。
人生を豊かにするため、仕事やそのほかの時間をどう使っていくかーー。ハフポスト日本版は「アタラシイ時間」というシリーズでみなさんと一緒に考えていきたいと思います。「 #アタラシイ時間 」でみなさんのアイデアも聞かせてください。