ワールドカップ・ロシア大会で、初出場のアイスランドがアルゼンチンとの対戦で同点に持ち込み、勝ち点1を獲得した。人口約35万人のアイスランド国内では、テレビを見ていた人のうち99.6%がこの試合を見ていたという。
アイスランドサッカー協会は6月18日夜、公式Twitterを更新。「この時間帯にテレビをみていた人の99.6%が、アルゼンチン戦を視聴していました。すさまじい統計です」とツイートした。
アイスランド代表は16日、優勝候補の一角でリオネル・メッシを擁するアルゼンチンと対戦。格上相手に、鉄壁の守りと鋭いカウンターで奮戦。南米の強国を苦しめ同点とし、貴重な勝ち点1を獲得した。
プレーだけでなく、サポーターが繰り出す迫力満点の応援「バイキング・チャント」などにも注目が集まっている。アイスランドは、まさしく「国民総出」で世界の大舞台に挑んでいる。
驚異の視聴率に、アルゼンチン戦で同点ゴールを決めたアルフレズ・フィンボガソン選手も反応。「残りの0.4%はピッチにいたんだよ!」と投稿し、19日時点で4万件の「いいね!」を集めている。
【訂正 2018/6/19 15:40】
当初の記事で、「初戦の視聴率が99.6%」としていましたが、正しくは「試合時間中にテレビを見ていた人の99.6%がアイスランド戦を見ていた」でした。記事内容を訂正し、タイトルも「W杯アイスランド初戦、テレビ視聴者のうち99.6%が観戦 」としました。お詫びいたします。