ハリケーン・カトリーナから10年 アメリカにもたらした恐怖と破壊の爪痕(画像)

改めてカトリーナがアメリカにもたらした恐怖と破壊の爪痕を見てみよう。
Open Image Modal
New Orleans Police and volunteers use boats to rescue residents from a flooded neighborhood on the east side of New Orleans, Wednesday, Aug. 31, 2005. Hurricane Katrina left much of the city under water. Officials called for a mandatory evacuation of the city, but many resident remained in the city and had to be rescued from flooded homes and hotels. (AP Photo/Eric Gay)
ASSOCIATED PRESS

アメリカの観測史上最大級の被害をもたらした超大型ハリケーン「カトリーナ」が2005年8月末にアメリカ南部に襲来してから10年。ルイジアナ、ミシシッピ州などで1800人以上が死亡、約120万人が避難したアメリカ史上最大級の自然災害となった。

フォトジャーナリストたちが撮影した2005年当時の写真を見ると、アメリカの主要都市がかつて見たことのなかったほどの被害を受けたことが分かる。家屋は洪水でことごとく沈み、遺体が通りにあふれ、取り残された住民が屋根の上で救助を求めた。

10年前、スマートフォンもSNSも今のように行き渡っていなかった。その結果、こうした写真が広く見られることはなかった――今までは。改めてカトリーナがアメリカにもたらした恐怖と破壊の爪痕を見てみよう。

GETTY
ミシシッピ州ベイ・セントルイスの州間高速道路90号線の道路が強風と大波で折れ、破壊された。2005年8月30日。
GETTY
ミシシッピ州ガルフポートの住宅地が洪水で浸水し、船のコンテナ、自動車、ボートが大量に流れ込んだ。2005年8月30日。
AP Photo/Eric Gay
ボロボロに裂けたアメリカ国旗と、窓ガラスが粉々に砕けたハイアットリージェンシーホテル。2005年8月29日。
AP Photo/Dave Martin
ばらばらになった建物のレンガが駐車場に落下した。2005年8月29日。\n
AP Photo/Eric Gay
屋根の上で救助を求めていた住民がボートで救出される。2005年8月29日。
ミシシッピ州ビロクシ、90号線沿いのビーチにあったマクドナルド店舗の残骸。2005年8月30日。
海軍ヘリが支援物資の食料と水をニューオリンズの学校屋上に投下した。2005年9月5日。
MARKO GEORGIEV/GETTY IMAGES
ニューオリンズのロワー9区、屋根の上に取り残された犬。2005年8月29日。
ルイジアナ州野生生物・水産局の職員がニューオリンズの学校の屋上から3カ月の子供を救助した。2005年8月30日。
MARY KNOX MERRILL/THE CHRISTIAN SCIENCE MONITOR/GETTY IMAGES
離れ離れになっていた親子がマサチューセッツ州ケープコッドのキャンプエドワードで再会した。2005年9月16日。
GETTY
左/2005年3月9日、カトリーナ襲来前のニューオリンズ上空。\n\n右/2005年8月31日、カトリーナ襲来後のニューオリンズ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

【関連記事】

Open Image Modal