ハフィントンポスト各国版の10月2日のスプラッシュを紹介します。スプラッシュとは、ハフィントンポストのトップ記事のこと。今日は、アメリカの政府機関閉鎖の余波、スペインの失業者数発表、イタリアのレッタ政権が信任の見込みといったニュースが伝えられています。
【US(アメリカ)版】
政府機関の閉鎖は、数週間続く見込みです。80万人の職員が一時帰休しました。百貨店のターゲット、自動車のGM、石油のエクソン、そしてGoogleの従業員全部足しても及ばない数です。政府機関の閉鎖によって、がんにかかった子どもの治験が中止になるという事態も。次の焦点は今月中旬に迫っている債務上限引き上げへと移っています。
【UK(イギリス)版】
イギリスのダービーにあるイスラム系のフリースクールが厳格なイスラム教の慣習を行っているという疑いでイギリス教育監査局の査察初日に閉鎖へと追い込まれました。マイケル・ゴーブ教育相のフリースクール推進政策が批判の的となっています。
【スペイン版】
スペイン雇用省が発表した9月の登録済失業者数は2万5572人増加し、8月より0.54%上昇しました。失業者数は472万4355人となりました。
【マグレブ(アフリカ北西部)版】
チュニジアの世俗主義政党エタカトルのナンバー2、ハヤム・タルキ氏の単独インタビュー。「アンナハダ(チュニジアの与党)は内部分裂を起こしている」と発言、与党アンナハダは、野党エタカトルとの協議の上で退陣する意向を示しています。
【イタリア版】
レッタ首相政権の信任投票が行われ、賛成票が上回る見込みとなっています。レッタ首相と対立するベルルスコーニ元首相も支持する姿勢を見せ始めています。
【フランス版】
マニュエル・ヴァルス内務大臣がラジオ局のインタビューで「ロマ人は国に帰るべきだ」と発言したことについて「誤りだった」と述べたと伝えられています。
【カナダ版】
世界全体で急速に高齢化が進行している一方、サポートする体制が整っていないことが国連の調査報告で判明しました。