ハフポスト日本版の生配信番組「ハフライブ」。2021年は年間テーマとして「SDGs」を掲げます。
国連で決めた17の目標は、一人一人が取り組むべきものですが、抽象的で少し分かりにくい面も…。そこでハフライブは、季節ごとのイベントを入り口にして、1〜12月の月ごとの「SDGsカレンダー」を作りました。
身近なテーマからSDGsを分かりやすく伝えていきます。これまでに配信した番組や、記事をまとめました。
■目次
1. アーカイブ一覧
【2022年】
11月:2030年への提言 第3夜…SDGs時代、私たちに必要な「豊かさのアップデート」って?
11月:2030年への提言 第2夜…”ルールメーカー”にもっと多様性を
11月:2030年への提言 第1夜…気候危機を乗り越えるために。今、私たちに必要な視点
9月:プラスチックと社会のアタラシイ付き合い方
8月:難民問題、企業と探る新たな道
7月:お金と経済を“わたしの言葉“で話そう 大人の金融教育とSDGs
(6月:「選挙アップデート for U30 #VoteFor2050」#ハフライブ 参院選特別編)
5月:メンタルヘルスを「個人の問題」で終わらせないために。メンタルヘルスとSDGs
4月:未来の食卓から魚を消さないために。「魚」から考えるSDGs
3月:自動車産業とカーボンニュートラル
2月:外国人技能実習制度から考える日本の未来
1月:「ミートレス給食」から考えるSDGs
【2021年】
12月:気候変動と並ぶ危機「生物多様性」
2022年、ビジネスのキーワードは「生物多様性」11月:SDGs時代、「買い物」で世界は変えられる!
10月:STEM分野の女性を増やすために何ができる?
9月:気候危機時代、私たちはどう生きる?
8月:「再エネ後進国・日本」は変われるのか?
7月:牛肉の環境負荷、考えたことありますか?
6月:SDGs時代、お金で世界は良くなるか
5月:変わるべきは『大人』?教育から考えるSDGs
4月:声をあげる映画界。アカデミー賞とSDGs
3月:DeNA南場会長と考える「働く×SDGs」
2月:チョコプラ・長田と考える「チョコレートとSDGs」
1月:「新・ていねいな暮らし」とSDGs
2.「ハフライブ」年間カレンダー(2021年)
1. アーカイブ一覧
※番組は最新の回から順に並んでいます。
※また、ハフライブでは「SDGsアクション」の一つとして、出演者の女性比率をあげることを目指す「50:50プロジェクト」にも取り組んでいます。
【2022年】
11月:2030年への提言 第3夜
SDGs時代、私たちに必要な「豊かさのアップデート」って?《2022年11月16日配信》
ゲストは、ESG・サステナビリティの専門家で、ニューラルCEO・信州大学特任教授の夫馬賢治さん、生産者と消費者をつなぐサイト「食べチョク」代表の秋元里奈さんです。
2人をお迎えして話し合ったのは
・資本主義を改めて問い直す
・個人の「豊かさ」の価値観は変えられる?
・SDGs時代、私たちは何を目指して生きる?
環境や社会を犠牲にしながら発展してきた私たちの経済。でも、環境や社会の安定がなければ経済の発展はあり得ないという考えが徐々に広がってきています。
これまでのやり方を大きく転換するような変化が求められる中で、私たち消費者の生活も一定程度は変化をせざるを得ません。一方で給料は上がらず、物価高も続いています。日々の暮らしで精一杯の中で、どうやって「豊かさ」の価値観をアップデートすればよいのでしょうか。
持続可能な社会の実現に、働く個人として関わるためのヒントとは?
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出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
中村かさね / @Vie0530 (ハフポスト日本版)
ゲスト
夫馬賢治さん/ @KenjiFuma (ニューラルCEO・信州大学特任教授)
秋元里奈さん/ @aki_rina(産直サイト「食べチョク」代表)
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11月:2030年への提言 第2夜
“ルールメーカー”にもっと多様性を《2022年11月15日配信》
ゲストは、ハフポスト日本版U30社外編集委員で、一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表理事の能條桃子さん、2022年の参院選で自民党の最年少公認候補として出馬された英利アルフィヤさんです。2人をお迎えして話し合ったのは
・政治の多様性、どう増やす?
日本の衆議院で女性議員が占める割合はわずか9.9%。参議院でも3割に満たず、不平等な状況がなかなか変わりません。
選挙で当選するためには地盤・看板(知名度)・鞄(資金)のいわゆる「3つのバン」が必要だと言われており、女性や若者などマイノリティが政治家になることは容易ではありません。
こうした現状を変えようと、能條さんは今年9月、来春の統一地方選に向けて、女性の立候補を支援する「FIFTYS PROJECT」を立ち上げました。アルフィヤさんは女性、そして外国にルーツを持つ日本人として政治家を目指し、選挙活動に取り組んだ自身の経験を語りました。
それぞれのゲストが考える多様性とは。そしてその実現のために必要なことは?
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出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
中村かさね / @Vie0530 (ハフポスト日本版)
ゲスト
能條桃子さん/ @momokonojo (ハフポスト日本版U30社外編集委員 / 一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表理事 / 慶應義塾大学院経済学研究科修士1年)
英利アルフィヤさん/ @eri_arfiya(改革研究所 理事・シニアアドバイザー)
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11月:2030年への提言 第1夜
気候危機を乗り越えるために。今、私たちに必要な視点《2022年11月14日配信》
ゲストは、環境活動家で鹿児島大学3年生の中村涼夏さん、東京大学未来ビジョン研究センター教授で地球温暖化に詳しい江守正多さんです。
2人をお迎えして話し合ったのは
・気候変動と不公正 〜COP27の現場から〜
世界の二酸化炭素の7割が世界10カ国から排出されているというデータもある中で、排出量の少ない途上国に住む人々が様々な形で損害を被っています。エジプトで開催されたCOP27ではこうした損害にどう向き合うかが大きなテーマになった一方、先進国と途上国の立場の違いも目立つ結果となりました。
先進国・日本に住む私たち。気候変動を考える上で、いま欠かしてはならない視点とは?
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出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
中村かさね / @Vie0530 (ハフポスト日本版)
ゲスト
中村涼夏さん/ @suzukasusan (環境活動家/ 鹿児島大学3年生)
江守正多さん(東京大学未来ビジョン研究センター教授/ 国立環境研究所 上級主席研究員)
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9月:プラスチック
プラスチックと社会のアタラシイ付き合い方 《2022年9月26日配信》
ゲストは、お笑い芸人兼ごみ清掃員として活動するマシンガンズ・滝沢秀一さん、ゼロウェイストを実現する京都市のスーパー「斗々屋」の立ち上げメンバーであるノイハウス萌菜さん、国際NGOのWWFジャパンでプラスチック政策マネージャーを務める三沢行弘さん。
3人をお迎えして話し合ったのは
・意外と知らない?プラスチックの基礎知識
・プラ削減&循環に必要な変化とは?
・成功のカギはコミュニティにあり?
浜辺に流れ着いた大量のごみ、プラスチックの袋が絡まっているウミガメ――。プラスチックと環境と聞くと、海洋汚染を思い浮かべる人も多いかもしれません。
ただ、石油など化石燃料が原料のプラスチックは、作られるときにも、そして捨てられ燃やされるときにも温室効果ガスを排出します。カーボンニュートラル推進に向けて世界中が動き出す中、「プラスチックと温室効果ガス」という問題は避けては通れません。
私たちの生活に欠かせない便利なプラスチック。なくなることなど考えられない中で、この問題とどのように向き合っていくべきなのでしょうか。
プラスチックと社会の新しい付き合い方を探ります。
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出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
中村かさね / @Vie0530 (ハフポスト日本版)
ゲスト
滝沢秀一さん / @takizawa0914(お笑い芸人兼ごみ清掃員)
ノイハウス萌菜さん/ @monaneuhauss (サステナビリティ・コンサルタント
三沢行弘さん/(WWFジャパン プラスチック政策マネージャー)
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8月:難民
難民問題、企業と探る新たな道《2022年8月30日配信》
ゲストは、NGO・企業という立場で難民支援に携わる2人。NPO法人WELgee(ウェルジー)の山本菜奈さん、株式会社ファーストリテイリングのシェルバ英子さんです。
2人をお迎えして話し合ったのは
①難民問題の今を知ろう
②難民問題に企業ができること
今年5月、紛争や迫害などにより故郷を追われた「難民・避難民」は、世界で初めて1億人を超えました。
深刻化する難民問題の解消に期待されているのが「企業」の力です。
時に国家に匹敵するパワーとインパクトを持ち、国境を超えた経済活動を行う企業は、難民問題の解決にどのように貢献できるでしょうか。
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
中村かさね / @Vie0530 (ハフポスト日本版)
ゲスト
シェルバ英子さん(株式会社ファーストリテイリング コーポレート広報部部長)
山本菜奈さん (NPO法人WELgee 事業統括)
7月:金融教育
お金と経済を“わたしの言葉“で話そう 大人の金融教育とSDGs 《2022年7月19日配信》
ゲストは、金融教育の専門家の2人。『お金のむこうに人がいる』の著者である田内学さん、一般社団法人「日本金融教育推進協会」代表理事の横川楓さんです。
2人をお迎えして話し合ったのは
・働く人が気になるお金の疑問
・「経済」を“わたしの言葉”で話せるようになろう
・わたしと企業、社会に必要なアップデートは?
この春、高校で「金融教育」の授業が拡充されたというニュースが話題になりました。しかし、“大人”のみなさんはズバリ、「お金の知識」にどれほど自信がありますか?
実は、日本人は国際的にも「金融教育を学校で受けたことがある」や「金融知識に自信がある」と回答した人の割合が少なく、金融リテラシーの低さが指摘されています。
一方で、“上がらない”賃金や、“上がり続ける”税・社会保険料、そして今まさに家計を直撃している物価高など、私たちのお金の不安は増すばかり…。
今、働く大人が知っておきたい「お金の知識」とは?
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
中村かさね / @Vie0530 (ハフポスト日本版)
ゲスト
田内学さん / @mnbtauchi (社会的金融教育家 / 『お金のむこうに人がいる』著者)
横川楓さん / @yokokawakaede (一般社団法人日本金融教育推進協会 代表理事)
5月:メンタルヘルス
メンタルヘルスを「個人の問題」で終わらせないために。メンタルヘルスとSDGs《2022年4月26日配信》
ゲストは、「働きがい」ランキングで常に上位に選ばれているサイボウズ株式会社で社員のメンタルケアに取り組む佐藤友莉果さんと、臨床心理士・公認心理師のみたらし加奈さん。
2人をお迎えして話し合ったのは、
・メンタルヘルスは「個人の問題」だけじゃない?
・“きちんと機能する”企業や社会の取り組みって?
・ウェルビーイング実現のための鍵は?
「心の健康」を意味するメンタルヘルス。近年、持続可能な経営という点からも、企業の社会的な責任として、企業が従業員のメンタルヘルスに取り組むべき重要性は年々増しています。
メンタルヘルスを「個人の問題」だけに矮小化せずに、社会として向き合うためにはどうすればいいのか。
知っておきたい「正しい知識」や「予防」という観点から話し合いました。
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南麻理江 / @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
佐藤友莉果さん (サイボウズ株式会社 人事労務部 すこやかチーム)
みたらし加奈さん / @mitarashikana(臨床心理士・公認心理師)
4月:魚
未来の食卓から魚を消さないために。「魚」から考えるSDGs《2022年4月26日配信》
ゲストは、国際NGOのWWFジャパンで海の生態系保全や持続可能な水産業を求めて声を上げてきた滝本麻耶さん、経営者として持続可能な遠洋マグロ漁業に取り組む臼井壯太朗さん、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンで漁業の人手不足解消に挑む渡部更夢さん。3人をお迎えして話し合ったのは、
・魚にまつわる、3つのギョッとする話
・「持続可能な漁業」壁と挑戦
・「海の豊かさを守る」ために私たちにできることは?
日本の食卓に欠かせない「魚」。しかし実は、海の水産資源は枯渇に向かいつつあるといっても過言ではない状態です。海の豊かさをどのように守っていけばいいのか。「水産業」を入り口に考えました。
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
臼井壯太朗さん /(株式会社臼福本店 代表取締役社長)
滝本麻耶さん /(WWFジャパン 気候エネルギー・海洋水産室 海洋水産グループ パブリックアウトリーチオフィサー)
渡部更夢さん /(フィッシャーマン・ジャパン)
3月:自動車産業とカーボンニュートラル
「EV論争」のその先へ。カーボンニュートラルと自動車産業《2022年3月28日配信》
ゲストは、脱炭素時代の自動車ビジネスを展望した「モビリティ・ゼロ」の著者である深尾三四郎さん、気候変動アクティビストの酒井功雄さん。
2人をお迎えして話し合ったのは、
・カーボンニュートラル時代、自動車産業で起きる“ゲームチェンジ”
・日本の自動車産業「550万人」の雇用はどうなる?
・持続可能なモビリティって?
カーボンニュートラル社会に向けて、欧州主導で、走行時にCO₂を出さないEV(電気自動車)など電動車への移行が急速に進んでいます。
一方で、エンジンを強みにしてきた日本の自動車産業は、雇用や経済への影響など様々なジレンマにも直面しつつあります。日本の自動車産業はどこへ向かっていけば良いのでしょうか。
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
酒井功雄さん/@IsaoSakai3(Fridays For Future Tokyo/Japan オーガナイザー)
深尾三四郎さん/@346fukao (Mobility Open Blockchain Initiative(MOBI)理事 / 伊藤忠総研上席主任研究員)
2月:技能実習生
外国人技能実習制度から考える日本の未来《2022年2月28日配信》
ゲストは、「移住者と連帯する全国ネットワーク」副代表理事でもある国士舘大学の鈴木江理子教授、「帝人フロンティア」で営業とサステナビリティ推進を兼任する曽根勝周平さん、ベトナム出身の岡山大学大学院2年生のホアン・ゴック・ビックチャンさんです。
3人をお迎えして話し合ったのは
・外国人技能実習制度、何が問題?
・ビジネスは人権をどう守る?
・地域の中の技能実習生
・2030年、日本はどんな社会を目指す?
私たちが今日食べた野菜や魚も、着ている洋服も、住んでいる家やオフィスの建築もーー。実は、私たちの暮らしの中で深く関わっている外国人技能実習生。
一方で、暴行や妊娠・出産の制限、賃金の未払いなど、実習生への人権侵害が指摘されるニュースは後を絶ちません。
人権の保障や企業の相続を同時に目指すために、私たち個人や企業、そして政府がすべきことは何でしょうか。
ゲストがそれぞれ考えたことは?
出演
南麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
鈴木江理子教授/ (国士舘大学教授)
曽根勝周平さん/ (帝人フロンティア)
ホアン・ゴック・ビックチャンさん/ (岡山大学大学院2年生)
1月:給食
「ミートレス給食」から考えるSDGs《2022年1月27日配信》
ゲストは、福島県立ふたば未来学園中学校で栄養教諭・水口公美さん、月1回の「ミートレス給食」導入を訴える署名活動をする金澤優花さん、そして笑いを通じて野菜の魅力や社会課題を子どもたちに楽しく伝えるお笑い芸人の小島よしおさんです。
3人をお迎えして話し合ったのは
・「ミートレス給食」の動き
・ 食の社会課題、どう伝える?
・ 未来の給食って
給食は、子どもたちにとって重要な栄養の源であると同時に、社会課題を学ぶ「学習教材」でもあります。
たとえば近年、子どもたちに「お肉と気候変動」の結びつきを知ってもらおうと、学校給食などで「ミートレスメニュー(お肉を減らした献立)」を提供する試みが世界各地で見られるようになっています。
SDGs時代、給食が果たす役割とは?
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南麻理江 / @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
小島よしおさん / @yoshiopiiya(お笑い芸人)
水口公美さん / 福島県立ふたば未来学園中学校 栄養教諭
金澤優花さん / 月1回の「ミートレス給食」導入の署名活動を行う学生
【2021年】
12月:生物多様性
気候変動と並ぶ危機「生物多様性」《2021年12月13日配信》
2022年、ビジネスのキーワードは「生物多様性」《2021年12月20日配信》
ゲストは、一般社団法人Change Our Next Decade(COND)代表理事の矢動丸琴子さん、国内外の生物多様性喪失の現場や、NGO、企業、国際機関などを30年以上取材してきた共同通信社編集委員兼論説委員の井田徹治さん。
お2人をお迎えして話し合ったのは
気候変動と並ぶ危機「生物多様性」
・生物多様性の危機が迫っている
・生物多様性は私たちの生活とどう繋がっているのか?
・気候変動対策の足りない視点
2022年、ビジネスのキーワードは「生物多様性」
・金融業界や企業が生物多様性の保全に動き出した
・GDPに代わる新しい経済指標は
・持続可能な地球のために、私たちにできることは?
気候危機対策が大きく動いた2021年。しかし、環境問題の「危機」は、気候変動だけではありません。SDGsの目指す「海の豊かさ」や「陸の豊かさ」の基盤となる「生物多様性」にも危機が迫っています。
生物多様性が失われると、人間の生活にはどんな影響が及ぶのでしょうか。
また、金融業界や企業は生物多様性の喪失を「経営上の重大リスク」として、本業を通して生物多様性保全を加速し始めています。その最前線とは。
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南麻理江 / @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
矢動丸琴子さん / @ktk_ydmr(一般社団法人COND代表理事)
井田徹治さん / @TETSUJIDA(共同通信社編集委員兼論説委員)
11月:ブラックフライデー
「SDGs時代、「買い物」で世界は変えられる!」《2021年11月25日配信》
ゲストは、企業の社長という立場として小売の観点から株式会社丸井 代表取締役社長の青野真博さん。『サステナブル資本主義:5%の考える消費が社会を変える』の著者であり、「考える消費」を提案している村上誠典さん。2人をお迎えして話し合ったのは
・「消費」のパワーに改めて注目
・「消費者」と「企業」の関係性
・これからの「資本主義」を考える
11月といえば、アメリカ発祥の大規模セール「ブラックフライデー商戦」が始まる月。最近では、大量生産大量消費への批判から、セールをボイコットする動きも出てきています。
番組では「消費者」のパワーに注目。個人は消費行動を通してどう社会を変えられるのか、企業は消費者とどう向き合っていけばいいのか、について話し合いました。
ゲストがそれぞれが語った「考える消費」とは?
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
青野真博さん/ (株式会社丸井 代表取締役社長)
村上誠典さん/ @Murakami_Japan(シニフィアン株式会社共同代表)
10月:国際ガールズデー
「STEM分野の女性を増やすために何ができる?」《2021年10月11日配信》
ゲストは、女子中高生にむけてプログラミング講座やアプリコンテストの運営などを行う「一般社団法人Waffle」Co-Founderの斎藤明日美さん、YouTubeチャンネル「SHELLYのお風呂場」で性教育をテーマに発信を続けるタレントのSHELLYさん。
2人をお迎えして話し合ったのは
・世界の女子の課題を知ろう
・「女子は理系が苦手」って思ってない?
・「リケジョ」という言葉をなくすためにできること
10/11は、国連が「性別」と「年齢」という二重の差別を受ける女子のエンパワーメントを目的に制定した「国際ガールズデー」。新型コロナウイルの影響を受け、社会がますますデジタル化していく中で、STEM(科学・技術・工学・数学)分野を学ぶ女性の少なさが問題となっています。実はこのSTEM分野のジェンダーギャップは、中高生から始まっていて……。
ボトルネックになっているジェンダーバイアスや「無意識の思い込み」から脱却するために必要なことは?STEM(科学・技術・工学・数学)分野の女性を増やすために、何ができる?ゲストがそれぞれが語ったことは?
出演辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
斎藤明日美さん / @AsumiWaffle(一般社団法人Waffle Co-Founder)
SHELLYさん / @shellysproject(タレント)
9月:気候危機
「気候危機時代、私たちはどう生きる?」《2021年9月16日配信》
ゲストは、「Fridays For Future Kagoshima/Japan」で活動する大学生で環境活動家の中村涼夏さん、欧州の環境政策や気候ストライキを継続的に取材してきた毎日新聞記者の八田浩輔さん、法哲学の立場から「気候正義」について研究をする京都大学大学院地球環境学堂教授の宇佐美誠さん。
3人をお迎えして話し合ったのは
・「気候変動」のリアル
・「気候危機」は伝わってる?
・「気候正義」をどう実現していく?
・私たちにできること
今年の夏、世界各地で甚大な被害をもたらす気候災害が発生しました。気候危機が進むことで、このような自然災害は今後、頻度も増え、強度も激甚化していくと科学的に予測されています。
気候危機の被害を最小限にするためにこれからの私たちができることは?「気候正義」という考え方をキーワードに話し合いました。
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南 麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
中村涼夏さん / @suzukasusan(Fridays For Future Kagoshima/Japan オーガナイザー)
八田浩輔さん / @kskhatta(毎日新聞記者)
宇佐美誠さん /(京都大学大学院地球環境学堂教授)
8月:電力
「『再エネ後進国・日本』は変われるのか?」《2021年8月17日配信》
ゲストは、企業や政府に対してアドボカシー活動を行う国際NGO「WWFジャパン」環境・エネルギー専門ディレクターの小西雅子さん、再生可能エネルギーの調達・販売を行う「みんな電力株式会社」専務取締役・事業本部長の三宅成也さん、大学生で株式会社ユーグレナ初代CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者 )の小澤杏子さん。
3人をお迎えして話し合ったのは
・再エネをめぐる日本の常識は「10年遅れ」?
・日本の再エネ普及、乗り越えるべき壁は?
・再エネ転換に向けて、私たちにできることは?
気候危機が深刻化する中、国際的に脱炭素を求める声が大きくなっています。こうした流れを受け、注目されるのは二酸化炭素排出量の少ない太陽光や風力などの「再生可能エネルギー」への転換です。欧州を中心に各国が再エネへの移行を進めていく中、目立つのは日本の遅れです。
遅れの背景には何があるのか?そして、日本はどうしたら「再エネ」中心の世の中に移行していけるのか。ゲストがそれぞれの立場から話し合ったことは?
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南 麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
小西雅子さん / @mKonnie(WWFジャパン 環境・エネルギー専門ディレクター)
三宅成也さん /(みんな電力株式会社 専務取締役 事業本部長)
小澤杏子さん / @kyokozwa(大学生/ユーグレナ初代CFO)
7月:食
「牛肉の環境負荷、考えたことありますか?」《2021年7月20日配信》
ゲストは、地球環境に配慮したアパレルブランド「missgina」を経営し、自身も最近ヴィーガンを始めたというモデルのカトウジーナさん、プラントベースフードを開発・販売する「グリーンカルチャー株式会社」代表取締役の金田郷史さん、国内外の「食」をめぐる動向に詳しい「シグマクシス」常務執行役員の田中宏隆さん。
3人をゲストにお迎えして話し合ったのは
・「牛肉」は環境に悪い?
・食の選択肢と“ジレンマ”
・「フードシステム」から見直そう
食べ物が作られれば作られるほど、大きな環境負荷が生じてしまうなど、食をめぐる社会課題が多く存在します。なかでも「牛肉」は、他の食べ物に比べて地球温暖化により大きな影響を及ぼすということが指摘されています。とはいえ牛肉を「食べない」という選択肢にはハードルがあるというジレンマも…。
身近な食べ物から「今後の食の未来はどうあるべきか」について、ゲストがそれぞれの立場から考えたことは?
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南 麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
カトウ ジーナさん / @katogina_718 (モデル・起業家)
金田郷史さん / @satoshi_kaneda(グリーンカルチャー株式会社 代表取締役)
田中宏隆さん /(株式会社シグマクシス 常務執行役員)
6月:お金
「SDGs時代、お金で世界は良くなるか」《2021年6月24日配信》
ゲストは、機関投資家としてESG投資に携わる「りそなアセットマネジメント」執行役員責任投資部長の松原稔さん、Z世代に向けて気候危機や政治などについて発信する、一般社団法人「NO YOUTH NO JAPAN」代表理事の能條桃子さん。
2人をゲストにお迎えして話し合ったのは
・ESG投資で社会は変わるの?
・利益と「ESG」は両立するの?
・資本主義はこれからどうなるの?
企業はESG(環境・社会・企業統治)に取り組まなければ、株主からお金を調達できない時代に突入しています。しかし、製品の環境負荷を削減したり、サプライチェーン全体で人権問題がないように対処したりするのは多大なコストがかかる一方で、ただちに収益に結びつきづらいというジレンマも…。
お金で世界をより良く変えていくために、私たちに何ができるか。世代と立場が違うそれぞれの出演者が語ったことは?
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南 麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
松原稔さん / (りそなアセットマネジメント執行役員責任投資部長)
能條桃子さん / @momokonojo(一般社団法人「NO YOUTH NO JAPAN」代表理事)
5月:教育
「変わるべきは『大人』?教育から考えるSDGs」《2021年5月25日配信》
ゲストは、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん、株式会社ユーグレナCFO(Chief Future Officer:最高未来責任者 )の川﨑レナさん、私立ドルトン東京学園中等部・高等部社会科教諭の大畑方人さん。
3人をお迎えして話し合ったのは
・私立中学校の入試問題、大人が解いてみよう
・SDGs教育、現場の今
・本当に変わるべきは誰?
「自分で国や社会を変えられると思う」と回答した日本の若者は18.3%で、世界9カ国で最下位でした。背景には「子どもが声を上げにくい」「大人が忙しすぎて学ぶ時間がない」「学校教育と社会が受験や就活で分断されてしまう」など、日本社会が抱える問題があります。
「未来の大人」たちに、私たち大人はどんな背中を見せていけばいいのでしょうか。ゲストがそれぞれが考えたことは?
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
南 麻理江/ @scmariesc(ハフポスト日本版)
ゲスト
近藤春菜さん / (お笑いコンビ「ハリセンボン」)
川﨑レナさん / (株式会社ユーグレナCFO)
大畑方人さん /(私立ドルトン東京学園中等部・高等部社会科教諭)
4月:アカデミー賞
「声をあげる映画界。アカデミー賞とSDGs」《2021年4月22日配信》
ゲストは、『淵に立つ』や『よこがお』などの作品で知られる映画監督の深田晃司さん、国内外の映画産業を取材する朝日新聞記者の藤えりかさん。
2人をお迎えして話し合ったのは、
・2021年のアカデミー賞から見える「社会」
・社会問題に声をあげてきたハリウッドの映画人たち
・映画界の「働き方問題」
・映画の多様性、どう実現する?
映画や映画スターたちは、私たち一人一人や社会に大きな影響を与えてきました。「誰一人取り残さない」を掲げるSDGs時代、映画界が果たすべき役割とは?
出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
竹下隆一郎 / @ryuichirot (ハフポスト日本版編集長)
ゲスト
深田晃司さん / @fukada80(映画監督)
藤えりかさん / @erika_asahi(朝日新聞経済部記者)
3月:キャリア
「DeNA南場会長と考える『働く×SDGs』」《2021年3月25日配信》
ゲストは、女性初の経団連副会長に内定したDeNA代表取締役会長の南場智子さん、DeNA出身でキャリアSNS「YOUTRUST」を運営する株式会社YOUTRUST代表の岩崎由夏さん。
世代の異なる女性起業家の2人をお迎えして話し合ったのは、
・「女性活躍」のジレンマ。「令和の女性のロールモデル」とは?
・人生100年時代、「企業と個人」「企業と社会」のサステナブルな関係性とは?
SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」や目標8「働きがいも経済成長も」の達成のために、起業家として何をするか。南場さんと岩崎さんが宣言したことは?
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出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
竹下隆一郎 / @ryuichirot (ハフポスト日本版編集長)
ゲスト
南場智子さん(DeNA代表取締役会長)
岩崎由夏さん / @yuccaaaa (YOUTRUST代表取締役)
2月:チョコレート
「チョコプラ・長田と考える『チョコレートとSDGs』」《2021年2月15日配信》
ゲストは、人気お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の長田庄平さん、児童労働のないチョコレートづくりの仕組みづくりにガーナで取り組む国際NGO「ACE(エース)」代表の岩附由香さん、チョコレートジャーナリストの市川歩美さん。
3人をお迎えして話し合ったのは、
・チョコレートの裏にはカカオの児童労働の問題がある
・児童労働はない方がいいに決まっているが、そうした犠牲が一切ないチョコは現状、割高になってしまう
・そもそもチョコレートの適正価格はいくらなのか?
バレンタインデーを彩るチョコレート。その裏側にある「甘くない真実」を目の前にして、長田さんが語ったこととは?
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出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
竹下隆一郎 / @ryuichirot (ハフポスト日本版編集長)
ゲスト
長田庄平さん / @ChocoplaOsada(お笑いコンビ「チョコレートプラネット」)
岩附由香さん / @yuka_iwa(国際NGO「ACE(エース)」代表 )
市川歩美さん / @ayumisroom(チョコレートジャーナリスト)
1月:ファッション
「『新・ていねいな暮らし』とSDGs」《2021年1月26日配信》
ゲストは、CanCam専属モデルで「環境省プラごみゼロアンバサダー」のトラウデン直美さん、気候危機の専門家である江守正多さん、ファッションブランドのサプライチェーンの監査やコンサルティングを行っている青沼愛さん。
3人をお迎えして話し合ったのは、
・ビジネスの裏にある環境・人権問題の実態
・一人ひとりが明日から取り組めること
モデルとして服を見せて買ってもらう仕事をしながら、環境問題について積極的に発信するトラウデンさんは、いつも「ジレンマを感じている」と話します。トラウデンさんが番組で語った「私たち一人一人にできること」とは?
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出演
辻愛沙子さん / @ai_1124at_(arca CEO)
竹下隆一郎 / @ryuichirot (ハフポスト日本版編集長)
ゲスト
トラウデン直美さん(モデル/タレント)
江守正多さん (国立環境研究所 地球環境研究センター 副センター長)
青沼愛さん(鎌倉サステナビリティ研究所 代表理事)
2. 「ハフライブ」年間カレンダー
1月:「新・ていねいな暮らし」とSDGs
エシカル消費って何? ファッション業界の流行から考える、新しい買い物のかたち。
2月:チョコレートとSDGs
バレンタインデーに考えたい。海の向こうの児童労働や、プラごみ問題、職場のジェンダー格差のこと。
3月:就活とSDGs
「環境に配慮した会社ですか?」面接では、“企業のSDGs本気度”を聞こう
4月:アカデミー賞とSDGs
#MeTooから3年、BLMから1年。 人権問題にエンタメはどう向き合う?
5月:子どもとSDGs
気候危機は”待った無し”。ジェンダーギャップはG7最低。日本の教育はどうあるべきか?
6月:夏のボーナスとSDGs
そのボーナス、どこに預ける? あなたの銀行選びが「戦争」や「気候危機」に影響するかもしれません。
7月:牛肉、うなぎ、マグロとSDGs
土用の丑の日のうなぎ、食べる?食べない? 10年後、あのグルメ食材をまだ食べてるのは私たちだけかも…
8月:エアコンとSDGs
「環境に気を使って冷房を我慢したら熱中症になった」 SDGsは“あっちを立てればこっちが立たず”
9月:台風とSDGs
ここ数年、毎年のように起きる「史上最大級」の水害。防災対策とセットで知って起きたい「気候危機」のいま。
10月:国際ガールズデーとSDGs
10月11日は国際ガールズデー。児童婚や女性の貧困…。なぜ女の子ばかり割を食うの? 真の「実力社会」が来る日を目指して
11月:ブラックフライデーとSDGs
大量生産大量消費・バーゲン叩き売りは、本当にもうしんどい。企業は、消費者は、どう変わるのか。
12月:2022年とSDGs。残り8年しかない
2021年のSDGs10大ニュースと、2022年への展望を語り合う。あと8年…何ができるのか。