ハフコレ編集部

カカオ豆から作るチョコ!?“超”本気の手作りチョコで特別な1粒が出来ました【レビュー】

かかった時間は、なんと5時間!心を込めて本気チョコを作った結果…
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もうすぐバレンタインですね!

「せっかくだから手づくりチョコを渡したい」と考えていたところ、「カカオ豆」から手作りするキットを見つけました。

文字通りの“超”本気「手作り」チョコ、実際に作ってみました。

dariK(ダリケー)というブランドの「カカオ豆からてづくりチョコレートキット」。

セット内容はこちら👇

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カカオ豆80g
チョコ型
作り方の説明書
の3点が入ってました。

作り方は?

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さすがは”超”本気の手作り。工程が多いですが、丁寧に一つひとつの作業が解説されてるので安心です。

1.まずはカカオ豆をよく洗います。

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お米を研ぐ要領で、水を替えて何度も洗います。

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2.カカオ豆がきれいになったら、タオルで水分を拭き取ります。

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豆からはツンとした酸味のある香りが漂います。

加工済のチョコに慣れているので「カカオって本当に果実なんだな」と当たり前のことですが、再確認しました。

3.続いて焙煎。カカオ豆を弱火でじっくりと煎ります。

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20分ほど焙煎するとカカオ豆からパチッと弾ける音がします。これで焙煎完了!

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カカオ豆がすっかり黒くなりました。

4.カカオ豆を冷ましてから一粒ずつ皮をむいていきます。

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根気のいる作業です...

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全部むき終わるまでに20分...!

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5.皮をむいたカカオ豆をすり鉢に入れ、つぶしていきます。

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粉末になるまでつぶしていきますが...全然細かくなりません。

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あまりに大変そうなので、フードプロセッサーで粉砕しました。

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6.無事に粉末になったので、湯せんしながら練っていきます。

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チョコが溶けたようなとろっとした質感を目指すそうです。

約30分ほど、湯せんし続けてようやくこの状態。

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十分に溶けたのか不安が残りますが、いったん次の工程に進みます。

7.お砂糖を30g投入

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砂糖を混ぜ合わせ、チョコが溶けたような状態を目指します。

カカオはすぐに固まってしまうので、湯せんを繰り返しながら練っていきます。

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この作業がそれはそれは大変でした...。手が疲れてしびれてくるし、腕も肩も痛いし、なんなら首も痛くなってきました。

30分練り続けても変化なし。全然溶けないのですが…!?

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粒が荒すぎる? 温度が低すぎる? 豆を焙煎しすぎた?原因を考えるものの、素人の私にわかるはずもなく。

1時間経っても変化がないので、直火で溶かすことにしました。

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えいや!そしてようやくこんな状態に。チョコっぽくなってきました。 

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時計を見てみたら、作り始めてからすでに4時間が経過してました。

8.ツヤが出るまで練り上げる。

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最後の力を振り絞って練っていきます。

9.いよいよ終盤! 型にチョコを流し込む。

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作り始めて5時間経過、ついに終わりが見えてきました。

チョコが固まる前に、急いで型に詰めていきます。

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カカオの油は約30℃で固まるとのこと。冬の室温ではあっという間に固まるので、急いで作業を進めます。

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10. 冷蔵庫で冷やす

しかし、全然とろっとしてません。ゴツゴツとさえしており「これ絶対違う。失敗?」と思いつつも、どうすることもできないので、そのまま冷蔵庫に投入しました。 

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11. 完成!

冷蔵庫で固まった完成品がこちら。

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しかし、似た目は想像とは異なる様子。おそるおそる口に入れてみると……

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お、おいしい!

カカオの香りが口一杯に広がり、味わいもしっかりとチョコレート!

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見た目とは裏腹に、しっかりチョコ。なんならカカオのフレッシュな酸味も感じられ、リッチな味わいです。

カカオ豆80gと砂糖30gだけで作ったカカオ73%のダークチョコ。しかも出来たて!

食感は?

まるでクッキー。筆者はやはりどこかで間違えていたようです。 

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口溶けには程遠く、なめらかさは微塵も感じられません。「濃厚チョコ味のザクザククッキー」といったところでしょうか。

普段食べてる口溶けなめらかなチョコは、そう簡単には作れないんですね。

説明書にはカカオの生産過程も解説されていて、思わず読み込んでしまいました。

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この1冊を読むだけで、チョコレートの歴史、カカオ豆の種類や栽培方法、そして収穫から世界へ輸出されるまでの過程を学べます。

チョコ作りの苦労を知った後に読むと、カカオ豆の生産に関わるすべての人に感謝の気持ちが改めて湧いてきます。

これを機にフェアトレードやカカオ栽培についても、少しずつ学んでいこうと思います。
エシカルチョコは、こちらからチェックできます👇

多くの人の愛と苦労から一粒一粒ができている

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普段当たり前のように食べているチョコレート。その一粒一粒が多くの人の愛と苦労からできているんだ...と改めて実感したチョコレート作りでした。

美味しさ ★★★☆☆
おもしろさ ★★★★★
コスパ ★★☆☆☆ 

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がハフポスト日本版に還元されることがあります。
※この記事は、BuzzFeed Japanで掲載した記事を再編集したものです。