オンライン会議がすっかり定着した昨今、「ウェブカメラにもこだわりたい!」と思い、年末年始のお買い物で高級ウェブカメラの購入を検討している人もいるのではないでしょうか?
そこで今回、Ankerの「PowerConf 300」という製品を使ってみることにしました。
画角を変更できたり、オートフォーカスにも対応、色味の調整などもできる高機能モデルとのことですが、その実力は如何に?
第一印象「うわ、綺麗~…」
早速使ってみたところ、まずその画質に驚きました。
画質は1080pまで対応していて、映像のクオリティも高い!薄暗い室内でもノイズ感も少なくウェブカメラとしては十分なレベルです。
オートフォーカスにも対応していて、動いたとしても瞬時にピントが合ってくれます。
PC内蔵のカメラと比較
「こっちも結構いいじゃん!」と思ったのですが、動画でみるとジラジラとノイズが多い印象です。
Ankerウェブカメの場合はノイズを少なく映し出せたので、その点で「やっぱり専用のカメラは違うな」と感じました。
本体と付属品はこんな感じ
本体とケーブル以外にも「USB-C to USB-A 変換アダプター」やカメラを物理的に塞ぐ「プライバシーシールド」も付属しています。
サイズ感
カメラ本体は少し大きめ。ディスプレイの上に載せると存在感があります。
本体サイズは「9.9cm × 3cm × 3cm(クリップ除く)」です。
背面にはUSB-Cポートがあるので、PCと接続可能。
接続はUSB-Cケーブル一本。面倒な手間が必要ないのが良いです◎ カメラ本体にはマイクも搭載されているので、これ単体でもクリアに音声を拾ってくれます。
オーソドックスにディスプレイの上に置いてみるとこんな具合です。
ディスプレイの上にかっちりハマってくれました。
存在感はありますが、慣れてしまえばなんてことはありません。カメラの角度が気になる場合は、スタンドを微調整すれば◎
使わない時は、プライバシーシールでカメラを塞いでおけます。
「うわっ、一瞬映っちゃった…」が防げます(地味に嬉しい)。
専用ソフトウェア「AnkerWork」でもっと便利に
このウェブカメラ用に作られていて、画角や色味の調整などの細かいカスタマイズが可能になります。
ソフトウェアをダウンロード、セットアップするとこんな風に表示されます。
細かい設定をみていくと解像度、フレームレート、色味の調整、HDR、フレームレートの調整など…とにかく細かく設定が可能です。
さすがに、ここまでの設定は内蔵ウェブカメラではできません。このカスタマイズのために買ったといっても過言ではないほど、細かな調整ができます。
特に嬉しいのが画角調整
超広角だと、こんな風に部屋全体が映って余計なものまで見えてしまいますが…望遠にするとこれくらいまで画角が狭くなる。
用途によって3段階(115°、90°、78°)の画角を調整できるのは嬉しいポイントです。
ウェブカメラはたくさん売っていますが、これだけの機能性があって9,990円なのはさすがAnkerでした。
少し値段が張りますが、それだけに満足できる製品だと思います!
機能性 ★★★★★
デザイン ★★★★☆
コスパ ★★★★☆
※この記事は、BuzzFeed Japanで掲載した記事を再編集したものです。