長期保存が可能なイメージのあるお米。室温、湿度共に高くなる梅雨どきから夏場のお米の賞味期限は、精米後約20日程度だそう!
1:お米の保存場所は冷蔵庫が正解
「お米の保存場所としてよく使用される家庭の台所は、お米の貯蔵には悪条件の場合が多いので、少量での購入や密封容器で冷蔵庫に保存することなどを心掛けたいものです」(象印)
2:炊飯器のタイマーは8時間以内に
「夏場は水温も高くなりお米の腐敗が早くなりますので、タイマーを使って予約炊飯する場合は、8時間以内が目安です」(象印)
3:夏のお米は水分が少なめ。炊飯時は水を多めに
「この時期のお米は、収穫から時間が経っており、古米と呼ばれています。新米と比べて水分が少ないので、炊き上がったごはんがちょっとかたいと感じる場合は、水を若干多めに入れて炊くと改善されます」(象印)
4:お米本来のおいしさを味わいたいなら、家庭用精米機がおすすめ
「お米を玄米のまま保存し、炊く直前に精米すると、お米本来のおいしさが味わえます。象印の家庭用精米機は、お米屋さんと同じ圧力循環式という精米方法を採用。お米を傷めず、やさしく精米します」(象印)
5:お米の計量が意外と大事!
「ごはんを炊くときに、つい見落としがちなのがお米の計量。お米の量が少し変わるだけで水加減のバランスがくずれ、炊きあがりが硬くなったり、柔らかくなったりします。カップ山盛りをすりきり、正確な量を計ることが大事です」(象印)
「お米をつぎたす、カップをゆすりながら入れる、ギュッと押しこむ、 といった計り方は、お米の量が増えてしまい、炊きあがりの食味に影響します」(象印)
6:お米は「やさしく洗う」のが決め手。すすぎは素早く
「すすぎの最初の水は吸水されやすいので、ぬか臭がつかないように素早く捨ててください。その後もう一度新しい水を入れて素早く混ぜます」(象印)
7: 米を洗うときは指を立てる
「すすぎが終わったら、水を捨ててお米だけの状態でかき混ぜます。指を立ててかき混ぜるのがポイント。手のひらでギュッギュッと押し付けると、米粒が欠けたり、つぶれてしまうので注意しましょう」
「洗米工程が終わったら、再度たっぷりの水を入れます。2.3回大きくかき混ぜて、水を捨ててください。最後に仕上げのすすぎを2回繰り返して終わりです」(象印)
8:ごはんが炊けたらて大きく起こす
「1/4ずつ内釜のなべ肌に沿って大きく起こします。 しゃもじを立ててかたまりを切るようにほぐしてください。ほぐすと余分な水分が飛び、全体をムラなくふっくらさせることができます」(象印)
9: 理想の洗米を誰でも簡単にできる「洗米器」もあります。
「洗いムラを抑えることはもちろん、手が凍るような冬の水に触れることもなく、手軽に洗米ができるのでおすすめです」(象印)
いかがでしたか?夏場、梅雨時期の炊飯に、ぜひ参考にしてみてください。