バレンタインといえばチョコレート。
パートナーや好きな人に贈る本命チョコや、一緒に働く人や友達への義理チョコ、自分へのご褒美チョコなど、バレンタインの楽しみ方は様々です。
今回は、意外と知られていないバレンタインの起源や、ハフコレ編集部が行ったバレンタインの予算相場のアンケート、おすすめチョコを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
バレンタインの起源
バレンタインの歴史は諸説あり、中でも有名なのが「聖人ウァレンティヌス(バレンタイン)」を祭る日に由来しているという説。西暦1207年のローマの皇帝は、兵士らに家族ができると「士気」が弱まると考え、結婚を禁止していました。
キリスト教の司祭であったウァレンティヌスは、皇帝の目が届かぬところで若者たちの結婚を行っていました。それを知った皇帝は、ウァレンティヌスをローマ宗教に改宗させようと試みます。しかし、彼は愛の尊さを説き、皇帝に従わなかったため、2月14日に処刑されてしまったのです。
愛を貫く姿勢に心を動かされた後世の人々は、司祭を恋人の守護神「聖バレンタイン」として祀るようになり、司祭が処刑された日を「聖バレンタインデー」と呼ぶようになったのはこれに由来していると言われています。
現代の日本のバレンタイン
バレンタインデーは、14世紀頃から恋愛に結びつけられるようになり、日本に定着したのは1970年代後半頃。
「女性が男性に愛情を込めてチョコを贈る」という、日本独自の発展を遂げたのもこの頃です。当時の日本では、男性から女性にプレゼントをする習慣があまりなかったため、女性から男性に贈るというキャッチコピーで徐々に流行したと言われています。
しかし、性別を問わずに心のこもったプレゼントを贈り合う文化が根付いた今、バレンタインデーは性別や関係性を限定することなく、多様な愛の形をチョコに託して贈り合うイベントとして、定着しました。
無理に義理チョコなどをプレゼントする必要はなく、ただ自分が「この人に」とそっと贈るのも素敵なバレンタインデーの楽しみ方です。
バレンタインチョコの予算相場は?
気になる予算相場はこちら👇(ハフポスト日本版の社内アンケートより)
本命チョコ:2500円〜5000円
義理チョコ:500 円〜2000円
友チョコ:500円〜2000円
自分チョコ:3000円〜10000円
「本命チョコは、パートナーと一緒に食べる想定で高いの買うかも!」「ワインやブランデーも一緒に送りたい!」「義理チョコは0円!」「手作り派です!」など、いろんな声が寄せられました。
SDGsを考慮したエシカルチョコも!
SDGsとは、世界で掲げた17の目標のこと。ジェンダーギャップや環境、貧困問題を解決し、持続可能な社会を構築することを目指しています。
チョコレートの原料となるカカオは、「フェアトレード」が推奨されている食べ物の一つです。
カカオの原産国の主である開発途上国では、1400万人もの人たちがカカオ産業によって生計を立てていると言われており、児童労働や、健康や環境に害のある農薬などが問題になっています。
フェアトレードにより適正価格で安定した収入を得ることができれば、子どもを働きに出さざるを得ない状況や健康や環境に大きなリスクを負う必要も無くなります。
この先も美味しいチョコを食べ続けるためにも、作る人が「フェア」な対価を得るためにも、サステイナブルでエシカルなチョコを選んでみるのもおすすめです。
編集部おすすめのチョコスイーツ3選
ハフコレ編集部では、これまでに話題のチョコスイーツを度々レビューしてきました。中でも「これは美味しい!」と感動したのが、こちらの3つ👇。
さらに今回は、おすすめのチョコを6個紹介します。本命にもぴったりな大人なチョコから、冒険したい人への変わり種など、バレンタインに向けてぜひ一度チェックしてみてくださいね。
おすすめのチョコ6選
「本当に美味しいものを大切な人の贈り物に」というコンセプトの通り、素材や鮮度にとことんこだわって作り上げた本格派チョコ。
可愛らしさとシックな雰囲気の両方を感じさせるパッケージを開けると、定番フレーバーに加え、フランボワーズやブラッドオレンジ、ゴールデンベリー、そして黒胡麻などの個性的な味わいが勢揃い。
一粒一粒を楽しんでみてください。
焼酎「伊佐美」を贅沢に練り込んだ大人のチョコは、口溶けの良いチョコと香り豊かなお酒が口の中で絶妙に混ざり合う品のある味わい。
有田焼の陶器に入っているため、チョコを楽しんだ後はお酒を楽しむぐい呑みに使えるというのも粋なポイントです。
お世話になっている人や同僚に贈るちょっぴり贅沢な義理チョコには、GODIVAのゴールド・コレクションもおすすめ。
高級チョコの代名詞GODIVAですが、5粒入りのセットならカジュアルな気持ちで渡せそうです。大人気のヘーゼルナッツプラリネを包んだチョコと、ミニタブレット状のミルクチョコ、ダークチョコが楽しめます。
和菓子のような「和洋折衷チョコレート」。手頃な価格にも関わらず、日本三代菓子処と呼ばれる島根県松江の老舗「福田屋」が手掛けており、その繊細さも折り紙付きです。
それぞれの練り切りにはミルクチョコとスウィートチョコの2種類が入っており、上品な甘みを楽しめます。
薄いチョコの上に無添加のドライフルーツが目を引くマンディアンチョコレート。
ブラックとホワイトの2種類の色合いはもちろん、パッケージにも定評があり「見た目も可愛くて、梱包も美しくて…買ってよかったです」という口コミも。
鮮やかな青色が一際目を引くチョコ。その色の正体は「バタフライピー」という紅茶が持つ自然の色だというから驚きです。
幸せを象徴する鮮やかな青色はもちろん、口どけの良いホワイトチョコの味わいも人気で、楽天ランキングでも堂々の1位を獲得している人気商品です。
まとめ
いかがでしたか?楽しみ方も贈り物も色々なバレンタイン、心のこもったチョコや自分へのご褒美にぜひ楽しんでみてくださいね。