会いたい人にメッセージして、会ってみたいと思わせる技術。

メッセージ書く技術も大切

先ほどブチギレ案件が発生しまして。。

ちょっと縮めてますがほぼ原文です。

『小幡さんにお会いしたいという方がいるのですが、大阪に来る機会ありますか?その方が10月1日にBBQするので、参加いただけると嬉しいです。』

これが社会人から送られて来るのが残念すぎる。学生だったらまだわかるが。。

当然お断りしました。

ツッコミどころが多すぎるんですが、これ教材だなと。

SNSのおかげでいろんな人にメッセージが送れるツールはみんなに与えられてるわけですが、上手く使えてない人を多く見かけます。

いま改めて振り返ると、僕かなりいろんな人に会えてるんですよね。

もちろん「若い」というのは強みなんですが、結構技術的な部分もあるなと。

通じる話で、MacBookおじさん、VALUおじさん、polcaおじさんも全部やってるんですが、全体的に届くメッセージのレベルが低い。

その人が面白いことは前提なんですけど、メッセージ書く技術も大切なので、なにかの参考になればなと思い書きます。

1.メッセージはできるだけ簡潔に。相手によっては最初の10文字が勝負。

言うまでもないですが。

基本的に相手はあなたに興味がないです。できるだけ短く。簡潔に。

その前提で伝えたいことがあります。

相手によっては最初の10文字が勝負です。

これFacebookのメッセージ画面なんですが、メッセージを開く前に表示される文字数が10文字なんですね。

送る相手が有名な方だとそもそもメッセージを開いてもらえません。

あなたが想像している以上に有名人は、いろんな人からメッセージがめちゃくちゃ届きます。(僕ですらほぼ毎日知らない人からメッセージ届くので。)

そこで最初の10文字が勝負になります。この10文字で相手に興味を持たせる必要があります。

はじめまして。とか突然のリクエスト。とかはもうアウトです。まったく目立ちません。

僕は圧倒的なインパクト。「高校生で起業」というのがありました。

高校生で起業してます。小幡和輝と申します。

これが最初の挨拶文です。

「高校生で起業してます。」がちょうど10文字なんですよね。

とりあえず最初のインパクトはあるので、開いてもらえる可能性は上がるのかなと思います。実際、結構有名な人とも会えました。

簡潔にした上で、最初の10文字のインパクトを意識してみましょう。

日本語的に正しいとかどうでもいいです。まず開いてもらうこと。そこからスタートです。

2.会いたいです。だけではダメ。

いまどんなことにチャレンジしていて、どんなことに困っていて、どんなことを相談したいのか。どんなことを助けて欲しいのかを書く。

これがないと会う意味がよくわからないです。どんな人かもわからないので、会えないでしょう。

3.スケジュール候補を提示する。

よくあるのが「お時間あるときにお会いしたいです。」というメッセージ。

基本的に時間はないんですね。空いてる時間があったら会いたい人はたくさんいるし、そもそもスケジュール調整をなぜ相手がする必要が?

もちろん相手が指定されたどの時間、場所でも行けるんだったら別ですが。

それだったらそれを書いたら評価上がりますね。優先順位が最も高いというアピールになるので。

大切なのは、相手に「じゃあ何月何日の何時にここで。」以外の回答をさせないこと。

どんな用件ですか?と返させる手間。スケジュール調整をさせる手間をさせない。

このあたりが配慮されてないと返信する気が一気に失せます。

これと関連した話で「相談したいことがあるのですがよろしいでしょうか?」というものありますね。

「どんな相談ですか?内容わからないと判断できません。」という回答しかできないと思うのですが、これを返信させてる時点でアウトですね。

4.相手のいるところに会いに行く。(当たり前すぎるけどマジで多いので!)

最初のメッセージ振り返りますね。

『小幡さんにお会いしたいという方がいるのですが、大阪に来る機会ありますか?その方が10月1日にBBQするので、参加いただけると嬉しいです。』

まず人づてかい。ってところと、BBQ?笑 というツッコミは置いといて、大阪に来る機会ありますか?というところ。

僕は普段和歌山にいるので、大阪来る機会ありますか?というメッセージは結構届きます。

もちろんありますよ。

でもなんで大阪に出る貴重な時間をあなたに使わないとダメなんですかね。

ていうか、このメッセージの時点で「わざわざ和歌山に行くほどはあいたくないけど。」ということですよね?

会うわけねーだろ!!!

この時点で評価最悪なので、相手のオフィスだとか、必ず指定される場所に伺いましょう。

5.その人が登壇するイベントに参加して、そのあとメッセージする。できたら質問する!

相手に与える印象の話なんですが、まずイベントに来るというその人に近づける第一歩はしてるんですよね。

○○さんのお話を今日お伺いして〜〜〜(ちょっとした感想。)実はいまこんなことにチャレンジしていて(3)のことが入って。とかだと印象いいですよね。

ここに当日質問してて、それがさらにいい質問だったら、僕だったらぜひ会いたいですね。そこまでしてくれた行動が嬉しい。会いたいという想いの証明にもなってます。

いろいろ書きましたが、僕は面白そうな人だったら、Facebookメッセージから結構会ってます。僕自身もそれでいろんな人に助けてもらった経験があるので、僕で力になれるのであれば出来るだけ会いたい。

でも、さすがに全員とは会えないので、上記のような最低限のことができてる人で面白そうな人だったら会いたいです。

これから該当するメッセージ送ってきたらこれ送ることにしよう。言ってあげた方がいいかなぁと思って結構返信してるんですけど、もう多すぎて疲れた。

もう一度書きますけど、これ最低限ですからね。できて当たり前です。

P.S. 関係性がある人だったら全然いいですよ。その人の紹介だったら面白いだろうな。っていう信用がないのはダメです。

普段からお付き合いある方だったら全然大丈夫なんで気軽にメッセージください。笑

小幡和輝公式noteより転載

小幡和輝 プロフィール

1994年生まれ。約10年間の不登校を経験後、定時制高校に入学。さまざまな経験、人と出会い人生が大きく変わる。

その後、高校3年のときに起業。和歌山を拠点に、商品開発、イベントやプロモーションなどを企画。

最近では47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位に。和歌山市観光協会のアドバイザーも務める。

世界的な経営者団体「EO」が主催するビジネスコンテスト「GSEA」で、日本代表としてワシントンD.Cで開催された世界大会で登壇。GlobalShapers「世界経済フォーラム(ダボス会議)が認定する世界の若手リーダー」に選出。