こんにちは、または初めまして、とりあえずビールと申します。
ゲルマン人の夫との生活などについて書いております。現在は日本に住んでおります。
さて、年度が変わり新生活が始まった方も多いのではないでしょうか。我が家は2月に引っ越しをしました。昨年の年末に急きょ決まったことだったし、もと住んでいた場所から少し離れていたので家探しに十分な時間を取ることができませんでした。
県外だったのでネットで探し、休日にめぼしいところへ見学へ。4歳の息子はともかく、夫ゲルマンさんも私もいくつか譲れないポイントがあったので難航するかと思いきや、見学しに行ったその日わりとあっさり決まりました。
ゲルマンさんはとにかく新しくて広くて(ドイツの住宅は広い...)綺麗なおうち!ですが、私は主婦目線なので、生活動線やらキッチンやらが気になります。
そう、確かにドイツのコンロは4口ばかり。ゲルマンさんは、例によって「4口以外のもあるのかもしれないけど」今まで4口以外のものは見たことがないらしい。
戸建てなどの造り付けコンロだとまた違うのかもしれませんが(それにしても増えることはあっても減ることはなさそう)、アパートなどにある一般的なガス台はたいてい四角い箱のような形で4口コンロのものばかりでした。
こんな感じ。オーブンとコンロが一体になってます。ちなみにこのオーブンが大きいのでとっても重宝しておりました。鳥なんて一羽まるっと焼けちゃうし、ピザは2枚同時に焼けるし、クッキーも一度に大量焼けます。もう何でも焼き放題! そして電気のものでも十分ですが、ガスだとより美味しい!(気がする)
ゲルマンさんは独身時代、冷凍ピザにかなりお世話になっていたので、日本はオーブンで焼くピザの種類が少ない...と残念がっております。
しかし、なぜドイツは大しておかずの数が多いわけでもないのに4つもコンロがあるのか考えてみました。
3秒で解決。
ドイツの代表的な主食はジャガイモ。次点でパスタやパンといったところでしょうか。ジャガイモにしろパスタにしろ、主食を茹でるために一つコンロが必要になりますよね。でも日本は主食である米専用のマシーンがあるので問題なし。なるほどー!
...真相は分かりませんが、我々はこれでかなり納得できました。
あと思ったのが、日本の住宅はせまいので4口も作れないのかも? でもドイツのコンロもバカデカイわけではなかったので大きなフライパンや鍋を4つはさすがに置けませんでした。
それより私としては、コンロの数よりもあのごっついオーブンが恋しいです。
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