結婚68年の老夫婦のために、病院がやってくれたこと。

結婚68年を経てもなお、クラーク夫妻は、一夜を離れて過ごすことはめったにない。
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結婚68年を経てもなお、クラーク夫妻は、一夜を離れて過ごすことはめったにない。そんなトムとアニスティンが、別々の部屋で過ごさなければならない病院に入院したことは、ふたりには本当にショッキングな出来事だった。

退役軍人のトムは96歳で――92歳になる妻の数日前に――アメリカ・ジョージア州にあるピードモント・ファイエット病院の整形外科に入院したのだ。

この病院の整形外科は、二人部屋を用意しておらず、病院のスタッフがふたりを同じ部屋に入ってもらいたいと思っても、そうすることはできなかった。

そこで病院スタッフは、できるだけふたりが一緒に過ごせるように、うまく取り計らってくれた。特別な許可をもらい、トムは毎日、愛する妻と数時間一緒に過ごせるようになったのだ。トムは、病院で「私は、妻と離れられないのです。世界で一番素敵な女性ですからね」と語ったという。

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病院の広報担当者は、ハフポストUS版に対し「ふたりは、リハビリ施設に移ることになりました。そこだけが、お互いのそばで過ごせる場所だったのです」とコメントした。

この写真からは、何十年も一緒に過ごしてきたトムとアニスティンの幸せと健康が伝わってくる。

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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