この報告書は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降、CIAが「ブラック・サイト」(アメリカ国外にある秘密軍事施設)において行ってきた監禁や尋問プログラムの実態を明らかにするものだ。アメリカは2002年、キューバにある米軍基地内部にグアンタナモ湾収容キャンプを設置し、テロリスト被疑者を収容。拷問に等しい対応が行われているとして非難されてきた。なお、2004年には、イラクのアブグレイブ刑務所でも、米軍が捕虜の虐待を行っていたことが発覚している。
報告書に記載された詳細の多くは生々しく、嫌悪を誘う。さらに報告書は、CIAが「重要な情報」が得られるとして正当化していた拷問や強化尋問は、実際には効果がなかったと結論づけている。
525ページの報告書要旨の全文は、こちらで読むことができる。この問題に関する初期の所見について書かれた部分や、機密扱いから解除された数百ページの文書が含まれているが、以下ではその中から最も忌まわしい内容の一部を抜粋し、オリジナルの文書のコピー画像とともにまとめた。
[115ページ]
[82ページ]
[調査結果の4ページ]
[要旨の10ページ]
[69ページ]
[107ページ]
[86ページ]
[79ページ]
[83ページ]
[40ページ]
[42ページ]
[要旨の4ページ]
[149ページ]
[16ページ]
[53ページ]
[101ページ]
[424ページ]
[要旨の12ページ]
[42ページ]
[44ページ]
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:湯本牧子、合原弘子/ガリレオ]
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