逃亡犯条例の撤回を求めるデモが続いている香港で8月31日、民主化を求めるデモが無許可で強行された。この日は中国政府が、香港での普通選挙を認めない決定してから5年目の節目だった。
ロイター通信によると、警察が催涙弾や放水砲を使用する一方、デモ参加者は火炎瓶を投げるなど、衝突が続いたという。
産経ニュースによると、この日のデモは「共産党を追い出して、香港を取り戻せ!」というスローガンが叫ばれるなど、反中国色が強かった。
AFP通信が配信した写真によるとこの日、香港島の「中環」で実施されたデモ参加者に、中国の「五星紅旗」を、ナチス政権時代のドイツ国旗「ハーケンクロイツ」に似せて星の並びを変えた旗を掲げていたグループがいた。