香港で、政府トップである行政長官の選挙をめぐり、民主派や学生らによるデモ活動が続くなか、米ホワイトハウスは29日、香港での動きを注視するとともに、香港市民の念願を支持するとのコメントを発表した。
行政長官の選挙方式をめぐっては、中国政府が2017年に普通選挙を実施すると約束、1人1票を認めたものの、民主派の立候補者については事実上排除する方式を決定した。これに学生らが反発した格好となっている。
アーネスト報道官は「香港での普通選挙は基本法に沿ったもので米国として支持する」と表明。同時に双方に自制を求めた。[ワシントン 29日 ロイター]
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