本田翼「高校時代は恋愛できなかった」 現役女子高生へアドバイスも

本田翼と三木孝浩監督が映画『アオハライド』のロケ地・長崎の女子高をサプライズ訪問した。大歓声が沸き起こった教室では、感激して涙を流す生徒も。そんな様子を密着レポート。
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時事通信社

本田翼、高校時代は恋愛ゼロ?

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本田翼と三木孝浩監督が映画『アオハライド』のロケ地・長崎の女子高をサプライズ訪問した。大歓声が沸き起こった教室では、感激して涙を流す生徒も。そんな様子を密着レポート。劇中で青春まっただなかの女子高生を演じた本田は、自身の高校生活を振り返りながら現役女子高生へ恋愛アドバイス。しかし、バイトに明け暮れた高校時代に恋愛をしてこなかったという本田は「私も高校時代に戻りたくなりました(笑)」。女子高生へのアドバイスは願望だったことも明かした。

撮影以来、約7ヶ月ぶりの長崎訪問となった本田が向かったのは、長崎女子高校。長崎の代表的な郷土芸能である“龍踊り”(じゃおどり)を、女子のみで行っている日本唯一の団体が、同高の龍踊部。そんな部活の部員たちが集まるミーティング中の教室に、突然本田と三木孝浩監督が訪れた。

ふだんは凛とした姿で伝統芸能を力強く踊っている部員たちだが、本田のサプライズ登場に驚きの歓声を上げながら、拍手して手をふるなど大騒ぎ。長崎で映画の撮影をしていたことは知っていたが、見には行けなかったという部員たちのなかには、感激のあまり泣き出す生徒も。そんな狂騒がひと段落すると、本田はロケ地の思い出や撮影の合間に長崎の街を楽しんだことを話したあと、生徒たちに龍踊りについて質問するなど、つかのまの交流を楽しんだ。

その後、中庭に移って龍踊りを見学することに。ちょっと前まで本田に会えてはしゃいでいた生徒たちだったが、宝珠と、長さ20メートル、総重量100キロを超える龍体と龍頭をかつぐと表情が一変。龍の鳴き声や雷を表す印象的な楽器の音に合わせて、圧倒的な迫力の舞を披露した。本田は「すごくパワフル。カッコよかった」と感銘を受けた様子。最後は全員で記念撮影をして、お互いに名残惜しみながら笑顔で別れた。

この日を振り返った本田は「(サプライズ訪問で)龍踊部のみんなが驚いてくれてよかった。だれ? ってなったらどうしようかと思っていました(笑)。部活の仲間ってずっとつながっていくんですよね。みんな熱中できることがあって、いろいろなことを学んで素敵な大人になっていくんだろうなって思うと、私も高校時代に戻りたくなりました(笑)」。

そして、劇中で青春を突っ走った本田に女子高生たちに向けての恋愛アドバイスを聞くと、「たくさん恋をしておいた方がいいと思う。高校時代にしかできない恋愛を。大人になってからすごく記憶に残っているから。私はできなかったから願望ですけど(笑)。でも、みんなの長崎弁がかわいかった」と満面の笑みを浮かべていた。