サッカー日本代表の本田圭佑選手が7月19日、横浜市内の朝鮮学校をサプライズ訪問した。神奈川朝鮮中高級学校の公式Facebookが同日、明らかにした。
元Jリーガーで都内の朝鮮学校出身の安英学(アン・ヨンハ)さんの誘いに応じて、実現した。本田選手は2005年に名古屋グランパスで安さんと共にプレイした経験があり、今も安さんを朝鮮語で兄を意味する「ヒョンニム」と呼んで慕っている。
本田選手がサプライズ訪問したのは、横浜市神奈川区にある横浜朝鮮初級学校と神奈川朝鮮中高級学校。入って来た瞬間、体育館は拍手と怒涛のような歓声に包まれたという。安さんとの対談の中で、本田選手は「夢を持つこと。夢を忘れないこと。夢を諦めないこと」を生徒達に訴えたという。
同校のFacbookには「こんな時だからこそ意味がある訪問」「全ての朝鮮学校生徒達に夢と希望を与えてくれました」と感激する声が相次いでいる。