ジャンヌ・モローの死に寄せて マリオン・コティヤールの追悼コメントが胸を打つ

7月31日、ジャンヌ・モローが私たちのもとから去っていった。ステージとフィルムに、消え褪せることのない跡を残して。
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7月31日、ジャンヌ・モローが私たちのもとから去っていった。ステージとフィルムに、消え褪せることのない跡を残して。

彼女の死を悼む声は、ファンだけでなく同業者のあいだにも広がっている。「どんな女優も、ジャンヌ・モローの演技の深みと、彼女の技術の幅広さに並ぶことはできないだろう」と、カンヌ映画祭名誉会長のジル・ジャコブ氏は別れを惜しんだ。

もう1人別の映画関係者が、胸を打つ追悼文を寄せた。『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』(2007)などで有名な女優のマリオン・コティヤールだ。コティヤールは自身のインスタグラムで、ジャンヌ・モローとのツーショット写真を投稿し、彼女への思いを綴った。2人はピエール・グランブラ監督の2001年の映画『Lisa』(邦題:銀幕のメモワール)で共演し、主人公・リザの若い頃をコティヤールが、中年期をモローが演じていた。

「ジャンヌ。あなたのあふれるような才能、独自性、唯一無二の美しさ、大胆不敵な言動は、何世代もの女優たち、そして俳優たちに大きな影響を与えてきましたし、これからも与え続けるでしょう。私は幸運にもあなたの道と交わり、あなたと同じ役を演じる機会がありました…あなたは私にとても優しくしてくれましたね。私がまだほんの駆け出しの頃、あなたがくれた励ましの言葉が、いつまでも響いています…いつまでも。安らかに、愛に包まれて眠ってください。愛しています」

ジャンヌ・モローの死を悼むアーティストはマリオン・コティヤールだけではない。マドンナ、ケイティ・ホームズ、バンジャマン・ビオレといった多くの役者や歌手が、モローの懐かしい写真とともにSNS上でメッセージを寄せている。

「私の大好きな女優、ジャンヌ・モローと初めて会ったあのすばらしい日を思い出して!モローは今日亡くなりました。彼女のような人は他にいませんでした」(マドンナ、歌手)

(ケイティ・ホームズ、女優)

(アナ・ジラルド、女優)

「忘れがたきジャンヌ・モロー、ヌーベル・ヴァーグのイコン。写真はアントニオーニの『夜』から。彼女が出演した数多くのすばらしい映画の1つ。ジャンヌ・モロー、あなたがいなくて寂しいよ」(バンジャマン・ミルピエ、振付師)

「偉大な女性が私たちのもとから去ってしまいました。ジャンヌ・モロー、あなたの才能、感性、知性をありがとう。安らかに眠ってください」(クリスティーナ・コルデュラ、イメージコンサルタント・テレビ司会者)

(エマニュエル・べアール、女優)

(バンジャマン・ビオレ、歌手)

(ジャリル・レスペール、俳優)

(マリーナ・フォイス、女優)

ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。