自家菜園&ファーム自慢のホテル10選

ダイニングルームの窓から見える菜園で育った野菜やハーブと、その先の丘に広がるぶどう園で造られたワインを味わえば、あなたもきっと納得するはず。
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レストランは、結局のところレストランでしかない、と言う人もいるかもしれません。でも、中には、その土地のユニークな個性を表現する手段として存在するレストランもあるのです。

かっこつけた言い方に聞こえるでしょうか?それならば、ここで紹介するような、地元の食材をゲストの口元へ届けるべく努力を惜しまないホテルを訪れてみてください。ダイニングルームの窓から見える菜園で育った野菜やハーブと、その先の丘に広がるぶどう園で造られたワインを味わいながら、私たちの言葉を思い出せば、あなたもきっと納得するはず・・・。

1. BLACKBERRY FARM

アメリカ合衆国|グレート・スモーキー・マウンテンズ(テネシー州)

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テネシー州のグレート・スモーキー山脈国立公園を望む「ブラックベリー・ファーム」は、このエリアでも屈指の高級宿。けれど、営業の中心となっているのは、その農家。野菜からハーブ、チーズにジャムに、ワイルドフラワーの蜂蜜まで、ここで食べるものは、ほぼそのすべてが敷地内で作られたものなんです。

2. L'ANDANA

イタリア|グロッセート(トスカーナ州)

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フランス人シェフ、アラン・デュカス氏は、ご存知のとおりホスピタリティ業にも長けた人。その彼が手がける「ランダーナ」は、非の打ち所のない一流ホテルであり、遠くへと穏やかな波を打つオリーブ園とぶどう園に囲まれたトスカーナの美食メッカとなっています。グルメを語るなら、必ず巡礼に訪れたいアドレスでしょう。

3. NORTHCOTE

イギリス|ブラックバーン(ランカシャー州)

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1981年、GMのクレイグ・バンクロフト氏が、思い切りでナイジェル・ハワースという名の若手シェフの起用を決めて以来、「ノースコート」は食が目玉のホテルへと成長。ミシュラン星付レストラン兼クッキングスクールは、敷地内の伝統的なカントリーハウス式菜園で育った食材に焦点を当てたメニューを展開しています。

4. CROSBY STREET HOTEL

アメリカ合衆国|ニューヨーク

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ニューヨークは農業が盛んな場所・・・ではないけれど、「クロスビー・ストリート・ホテル」ではできる限りの方法で工夫を凝らしています。お洒落なソーホー地区にそびえる12階の屋上に、イギリス郊外風のキッチン菜園を設置。鶏舎まであり、ここのニワトリは、独特な薄いブルーの卵を産むのだとか。

5. THE CARNEROS INN

アメリカ合衆国|ナパ(カリフォルニア州)

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一方、カリフォルニアといえば今も昔も農業が自慢の土地。その証拠の一つとなっているのが、ナパ・バレーの「カルネーロス・イン」でしょう。建物からレストランの名前("ファーム")まで、ナパの農作の伝統に対するオマージュとなっています。自家菜園で食材を育てているのはもちろん、ここでは新鮮な自家製パンやペイストリー、ハム類も楽しみのひとつです。

6. NIKI CLUB & SPA

栃木県|那須

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国内でグルメな休日を楽しむなら、例えば「二期倶楽部」はいかがでしょう。テレンス・コンランが手がけたその空間デザインも魅力だけれど、ここに来たら、敷地内の菜園で育てられた無農薬野菜や、近郊農家から毎日届けられる新鮮食材を使ったフレッシュな食事で、体の中からリフレッシュしましょう。

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7. HÔTEL MAS DE PEINT

フランス|カマルグ(ブーシュ=デュ=ローヌ県)

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17世紀に造られたファームハウスを中心に建てられた「オテル・マ・ド・パント」は、ホテルとなった今も、しっかり農家として営業も続けています。ここで育てられているのは主に、カマルグ地方独特のレッドライス。もちろん、この辺りは牧場地帯とあって、地元産の牛肉や、近くの地中海で獲れたシーフードも、メニューに登場します。

8. LIME WOOD

イギリス|リンドハースト(ハンプシャー州)

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"ファーム・トゥ・テーブル"、つまり「畑から食卓へ」というダイニング・コンセプトは、今や世界各地で耳にするキーワードですが、ここ「ライム・ウッド」はそれが存在意義となっているよう。オーナー・カップルは、イギリス南部の食材を使ってイタリア風メニューを展開。野菜はハーブは敷地内で栽培し、森林エキスパートが近くのニューフォレスト国立公園から自然食材を採ってきてくれるのだそう。さらにホテルが経営する「スモークハウス(Smoke House)」では、自家製の燻製サーモンやハムも作っているんです。

9. THE FARM AT CAPE KIDNAPPERS

ニュージーランド|ホークスベイ(北島)

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菜園や農場がいくつもあるニュージーランドのホークスベイにあるとあって、「ケープ・キッドナッパーズ」では、地元産の食材を手にいれることに苦労したことはありません。近年になっては自家菜園も完成し、ますます気合が入っているよう。初訪問の際は、必ずラム肉をご堪能あれ。これまでに味わったことのない美味しさに出会えるはずです。

10. LE GERMAIN CHARLEVOIX

カナダ|ベ・サンポール(ケベック州)

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雪に覆われたスキーシーズンに訪れると、まさか信じれらないとは思いますが、「ル・ジェルマン」で口にするフルーツや野菜、ハーブはすべて、ホテルの自家菜園で丁寧に育てられたもの。また、蜂蜜は敷地内にある養蜂施設から集められたものです。フランスにも負けないグルメなチーズなど、ここで用意できない食材に関しては、すべて近郊産のものを調達しています。

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