2015年春に長野~金沢間が開業する北陸新幹線の新型車両が11月28日、宮城県利府町で報道関係者向けに公開された。JR東日本と西日本が共同開発し、東日本は「E7系」、西日本は「W7系」の名称で管理、運行する。
新型車両の外装は空の青や銅器などをイメージしたという。
流線形の先頭車両をはじめ、最初に製造された1編成がお目見え。グリーン車の床や普通車の座席に格子模様を取り入れ、側面には空の青色、銅器などをイメージした色の帯をまとっている。(中略)消費電力を“長野新幹線”「あさま」のE2系から44%削減。地震時に素早く停止できるよう、ブレーキ性能も向上させた。
(MSN産経west「北陸新幹線「W7系」を初公開 和風の美、伝統を表す内外装」より 2013/11/28 11:00)
「和の未来」をコンセプトに、日本古来の美をモチーフにした装飾のほか、全席に設置された電源コンセントが目を引く。
ビジネスより観光利用を見据えて、ゆとりや快適さを重視した。コンセプトは日本の伝統と最新技術を融合させた「『和』の未来」。最上位の「グランクラス」(18席)のデッキには、春の桜や秋の満月など日本の春夏秋冬を描いた「飾り柱」を設けた。新幹線で初めて車内の全照明をLED化し、普通車を含む全席分の電源コンセントも設置した。
(朝日新聞デジタル「JR、北陸新幹線E7系公開 コンセプトは「和の未来」」より 2013/11/28 13:10)
2014年春から、既に開業している東京~長野間(長野新幹線)で運行を始める予定。
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