山田宏・元次世代の党幹事長、「保育園落ちた日本死ね!」ブログは「落書き。親の責任でしょ」

山田氏は都連所属の立候補予定者としてあいさつした。
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YouTube/YamadaHiroshiCom

夏の参院選で自民党公認で比例区から立候補予定の山田宏・元次世代の党幹事長は3月31日、自民党東京都連の会合で、「保育園落ちた日本死ね!!!」の匿名ブログを「落書きだ」として「生んだのはあなたでしょう、親の責任でしょ、と言いたい」と発言した。朝日新聞デジタルなどが報じた。

山田氏は都連所属の立候補予定者としてあいさつ。その中で同ブログについて、「これ(落書き)を振りかざして質問しているようでは野党はだめだ」などと指摘した。

現在、保育園の問題が大きな問題になっている。私も杉並区長時代、相当苦労した。その結果、区議会の自民党の皆さまとも協力させていただいて、一時、待機児童がゼロになったこともあった。そのためには相当な費用がかかってまいる。行革をしつつ、その費用を子供が増える国に(充てる)、それが実現できるのは自由民主党だと考えている。「保育園落ちた日本死ね」というような、まぁ、落書きですね。こういうものを振りかざして国会で質問しているようでは、私は野党はだめだと思う。この言葉自体も、私にしてみれば「生んだのはあなたでしょう」と、「親の責任でしょ、まずは」と言いたいところだ。

「“保育園落ちた日本死ね”というような、まぁ、落書きですね」自民・山田氏の発言要旨より 2016/03/31 20:19)

杉並区長時代に待機児童問題に取り組んだことにも触れ、「きちっと保育園等の整備をしていくことが私は大事ではないかと思う。やはり相当費用がかかってまいるけれども、これはまさに東京都の問題だと思っている」などと語った。

また産経新聞の取材に対し、待機児童や女性の働きやすい環境づくりなどが課題であることは前提としながらも、「子供を育てるのは第一義的には親の責任」などとコメントした。

「日本死ね」という匿名で誰が書いたかわからないブログに関して、子供を育てるのは、第一義的には親の責任であり、子育ては国次第、自分の子供を育てることに対して社会が責任をとれ、というのは考え方が違っているのではないか、ということを申し上げた。

保育園落ちたブログは「落書き」 山田宏・元次世代の党幹事長コメント全文 - SankeiBiz(サンケイビズ)より 2016/3/31 18:30)