フリーアナウンサーの久米宏(70)が12日16日、都内で会見し、14日に投開票された衆院選の投票率が戦後最低だったことについて「ミスター安倍の陰謀」と安倍晋三首相を批判した。
久米が問題視したのは衆院選を12月に敢行したこと。衆院選の投票率(小選挙区52.66%、比例代表52.65%)は戦後最低だった。日刊スポーツなどが報じた。
「自民党の陰謀。あんな時期にやったら、(投票率が)低いに決まっている。北海道なんて選挙に寒くて行けませんし、雪で選挙運動もできない」と語気を強めた。事実、低投票率は、無党派層が選挙に足を運ばず、後援会など強固な支持基盤を持つ自民党候補や前職に有利に働くとされている。「ミスター安倍の陰謀じゃないですか。12月半ばに選挙をやるなんて非常識極まりない」。その上で「政治は未来を考えること」として、若者の投票参加を切望した。
(久米宏、低投票率は「安倍の陰謀」と激怒 - 日刊スポーツ 2014/12/17 07:19)
久米が出席したのは、BS民放5局の共同特別番組「久米宏・未来への伝言~ニッポン100年物語~」(28日~2015年1月3日)の制作発表。同番組で司会を務める。
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