野中広務氏が死去 自民党幹事長や官房長官など歴任

昨年11月に京都市内のホテルで倒れ、緊急搬送されていた
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野中広務氏(2000年12月撮影)
Reuters Photographer / Reuters

自民党の元衆議院議員で、党の幹事長や官房長官などを歴任した野中広務(のなか・ひろむ)氏が1月26日午後、亡くなった。92歳だった。NHKニュースなどが報じた。

首相官邸公式サイトなどによると、野中氏は京都府生まれ。園部町議、同町長、京都府議、同副知事を経て、1983年の衆院選で初当選。村山内閣で自治相(現・総務相)として初入閣。小渕内閣で官房長官、森政権で自民党幹事長などを歴任。2003年に政界を引退した。

2017年11月27日夜に京都市内のホテルで倒れ、病院に緊急搬送された。その時点では「容体は安定している」と報じられていた。