俳優の成宮寛貴さん(34)がコカインを吸引しているとする記事が、12月2日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で報じられ、波紋を呼んでいる。これを受けて、成宮さんと所属事務所は、記事は事実無根であるとし、発行元の講談社に対して法的措置を取るとの声明を発表した。
『FRIDAY』は「成宮寛貴『コカイン吸引』疑惑の現場写真!」との見出しで、成宮さんがコカインなど数種類の薬物を入手・使用していると報じた。成宮さんとみられるTシャツ姿の男性が室内でテーブルの上の白い粉が広げられたシートに手を伸ばしているような写真が添えられている。成宮さんの友人を名乗る人物が『FRIDAY』に対し、11月9日未明に成宮さんが都内の自宅でコカインを吸引したり、大麻やケタミンという麻薬を使用したと話している。この人物が写真を提供したという。
成宮さんと所属事務所「トップコート」の声明について、日刊スポーツは次のように報じた。
成宮は1日夜、報道各社あてのファクスで「事実無根の記事に対して、非常に憤りを感じます。私、成宮寛貴は、薬物を使用したことは一切ございません」と明言。直筆の署名入りで「ファンの皆様、関係者の皆様には、多大なるご心配・ご迷惑をおかけ致しましたことを心よりお詫び申し上げます」とコメントした。成宮の所属事務所も「記事は事実無根」と否定し、「講談社(フライデー編集部)に対し、断固として抗議し、民事・刑事問わずあらゆる法的措置をとって参る所存です」とコメントを発表した。
(成宮寛貴、薬物報道に「憤り」全面否定 法的措置も - 芸能 : 日刊スポーツより 2016/12/02 12:53)
謝罪・訂正の要求がなく、発売前日にいきなり法的措置を取るとの声明を出すことについて、スポニチは「異例」だとし、「その理由について、事務所関係者は『事前に(同誌から)問い合わせがあり、全面否定したが強行に掲載されたため』と説明した」と伝えた。
成宮さんは東京都生まれ。2000年に舞台「滅びかけた人類、その愛の本質とは…」でデビュー。02年に高視聴率をマークした日本テレビ系連続ドラマ『ごくせん』に生徒役で出演。テレビ朝日の人気シリーズ「相棒」では12年のシーズン11から13まで主人公の相棒役を演じた。
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