兵庫県姫路市にある世界遺産・姫路城の大天守最上層の南面に、9月19日午前6時15分頃、小型無人機「ドローン」が衝突した。誰が操縦していたかは分かっていない。時事ドットコムなどが報じた。
姫路城管理事務所によると、巡回中の警備担当者が、南から北に飛行するドローンを発見。ドローンが大天守に衝突するのを目撃した。ドローンはそのまま大天守の5階の屋根上に落下。しっくい壁や屋根瓦などに被害はなかったが、しっくい壁や屋根瓦に被害は確認されていないが窓枠の一つにある「水切り銅板」に傷が見つかった。
管理事務所は兵庫県警姫路署に通報。同署は文化財保護法違反などの疑いで捜査を進める。国宝の姫路城は、ユネスコの世界文化遺産にも登録されており、姫路市は姫路城周辺でのドローンの飛行をやめるよう、広く呼びかけていた。
■参考:YouTubeに投稿されているドローンによる姫路城の空撮映像
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