ヒラリー・クリントン前アメリカ国務長官(66)が4月10日、アメリカ西部ラスベガスでの講演中に会場にいた女性から靴を投げられる騒ぎがあった。CNNなどが報じた。
騒ぎはラスベガスのホテルで行われた廃棄物リサイクル業界団体主催の会合で、クリントン氏が登壇した直後に起きた。靴は同氏に当たらなかった。「固形廃棄物の管理がこれほど論議を呼ぶテーマだとは知らなった」と同氏は冗談にして見せ、「彼女のソフトボールの腕前は、私にはかなわない」と付け加えた。
(CNN「クリントン前国務長官、女に靴投げられる 冗談で応酬」2014/04/11 10:18)
また、靴を投げた女性は拘束されたが、動機は明らかにされていないという。
米メディアによると、女性はクリントン氏が話し始めて間もなく、檀上に比較的近い通路から靴を投げ、足早に会場から出ようとした。女性を拘束したシークレットサービスは、身元や動機を明らかにしていない。
(時事ドットコム「女性に靴投げられる=クリントン前米国務長官」より 2014/04/11 15:07)
クリントン氏は2016年のアメリカ大統領選への立候補が有力視されている。
アメリカでは2008年、当時のブッシュ大統領がイラクで記者会を行った際に、地元の記者から靴を投げられるハプニングがあったが、ワシントンポストは「その騒動を思い起こさせた」と伝えた。
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