これからも踊り続けて――アメリカの元ファーストレディーで国務長官も務めたヒラリー・クリントン氏が、SNSでフィンランドのサンナ・マリン首相にエールを送った。
マリン首相は8月、パーティーで友人らと歌ったりダンスをしたりする動画がSNS上に流出し、批判された。この一件では薬物使用疑惑も浮上したため、マリン氏は検査を受け、陰性が確認された。
さらにその後、首相官邸で撮影された、ふたりの女性が「フィンランド」と書かれたサインで胸を隠しながら、キスをする写真が明るみに出て問題になった。マリン氏はこの件について「ふさわしくなかった」と謝罪している。
ダンス動画は「国のリーダーがパーティーではしゃぐのは適切か」という議論に火をつけたものの、クリントン氏はマリン氏を擁護。
国務長官時代に訪れたコロンビア・カルタヘナで、自分が踊っている写真をTwitterに投稿して、マリン首相に次のようなメッセージを送った。
「これは国務長官の時に、会議で訪れたカルタヘナでの私です。これからも踊り続けて」
このメッセージに、マリン首相は「ありがとうございます」とハートマークを添えて謝意を伝えている。
ダンス動画が流出して批判が起きた後、フィンランドなどの女性たちが、マリン首相への連帯を示すために踊りやパーティーを楽しむ映像を投稿する動きが広がった。
クリントン氏の投稿に対しても「そうそう、踊り続けて!」「強い女性は踊る」など、サポートのメッセージが寄せられている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。