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もう5月だ。ということはハイテク企業のインターンシップの決定を行なう窓口が、急速に閉まりつつあることを意味する。Glassdoorが2017年の募集シーズンのデータを反映して、匿名化された給与データを分析し、2017年の最高賃金インターンシップのレポートを作成した。
私たちはそのデータの中からハイテク企業を抽出してみた。並み居る大規模ハイテク企業の中でもFacebookは群を抜いており、そのインターンに対する1カ月の平均賃金は8000ドルだった。それを年間賃金に換算すると、9万6000ドルということになる。言うまでもなく、その数字は相当に大きなものだ。
Glassdoorのリストに欠けている、ハイテク企業の主要なカテゴリの1つは、スタートアップだ。DropboxやSnapのような企業は、業界で最も高い給料を支払っていることで知られている。Glassdoor自身のデータによれば、これらの企業は月額9000ドル以上を提供している可能性があり、その場合は年額換算で10万8000ドル以上ということになる。
Glassdoorのレポートを見るときに念頭に置かなければならないことの1つは、すべてのインターンが同じ仕事内容ではないということだ。インターンがコーヒーを淹れたりコピーをとったりしている姿は想像しやすいが、Facebookのような会社は、スタンフォード大で機械学習の博士論文に深く取り組んでいるPh Dの学生たちにインターンシップを提供している。
そのような学生たちは、学部のコンピュータサイエンス専攻学生よりも、はるかに高い賃金を要求する。「ソフトウェアエンジニアリングインターン」の募集は、主にこれに向けられたものだが、ここに挙げた数字のいくつかは、何人かの特異値によって膨らんでしまっている可能性もある。
リストを構成している企業のほとんどは、サンフランシスコやニューヨークのような生活費が高い都市に位置している。場合によっては、インターンは完全なパッケージの一部として住居の提供を他の手当と一緒に受けることができる。この場合には夏期賃金の実質額がさらに上昇することになる。
- Facebook - 平均月額:8000ドル
- Microsoft - 平均月額:7100ドル
- Salesforce - 平均月額:6450ドル
- Amazon - 平均月額:6400ドル
- Apple - 平均月額:6400ドル
- Bloomberg - 平均月額:6400ドル
- Yelp - 平均月額:6400ドル
- Yahoo - 平均月額:6080ドル
- VMware - 平均月額:6080ドル
- Google - 平均月額:6000ドル
- Nvidia - 平均月額:5770ドル
- Intuit - 平均月額:5440ドル
- Juniper Networks - 平均月額:5440ドル
- Workday - 平均月額:5440ドル
- Adobe - 平均月額:5120ドル
- MathWorks - 平均月額:5120ドル
- Qualcomm - 平均月額:5040ドル
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(翻訳:Sako)
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(2017年5月8日 TechCrunch日本版「インターンへの支払いが最も良いのはこの会社たちだ」より転載)