「ハイスコアガール」アニメ化が再始動。ゲーム会社の協力を得て、7月から放送開始

押切蓮介さんの漫画が原作。90年代のアーケードゲームをテーマにしたラブコメディです。

アニメ『ハイスコアガール』再始動 7月より放送予定

 漫画家・押切蓮介氏が『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載中の90年代アーケードラブコメディー『ハイスコアガール』を原作とするテレビアニメが、各ゲーム会社の協力を得て、無事にテレビアニメとして"再始動"し、放送予定時期が7月期に決定した。

 以前にアニメ化が発表されるも、ペンディングとなっていた本作。放送時期の解禁とともに、PV第1弾の公開、キービジュアル、制作スタッフ、オープニング(OP)テーマは4人組ガールズグループ・sora tob sakanaが担当することも同時に発表された。

 監督を務めるのは、これまでに携わった作品でゲームのオマージュ等、ゲーム好きを随所ににじませていた山川吉樹氏(代表作:『キルミーベイベー』、『リトルバスターズ!シリーズ』、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』)。シリーズ構成は数々のライトノベルやゲーム原作アニメの構成を担当してきたベテラン、浦畑達彦氏が担当する。

 そしてアニメ業界でも1、2を争うゲーム愛・知識を持ち、ゲーム業界で働いていた過去を持つ松倉友二氏が制作統括プロデューサー、アニメーション制作はJ.C.STAFFが担当する。今作は実ゲーム映像とアニメ映像のシームレスな融合を図るべくフルデジタルセルルック3DCGでの制作となり、そのCGIをSMDEが担当。

 音楽は『ストリートファイターII』『キングダムハーツ』をはじめ数々の名ゲーム音楽を作り出してきた下村陽子氏。本作のプロデュースにはワーナーブラザースジャパンが参画し、国内だけでなく世界中のアニメ&ゲームファンへ作品を届けていく。そのほかのスタッフも含めてゲームにこだわりや関わりの深いスタッフが集結している。

 本作の中にはアーケードゲーム、家庭用ゲームなど、さまざまなゲームが、実ゲーム映像そのままで登場。時代設定である1990年代を知っている世代は当時を思い出しながら、知らない世代は当時のゲーム事情に触れながら、主人公ハルオたちのラブコメ、青春の一幕を見て、一緒に感じよう。

■スタッフ

原作:押切蓮介(スクウェア・エニックス『月刊ビッグガンガン』連載)

監督:山川吉樹

シリーズ構成:浦畑達彦

キャラクターデザイン:桑波田満(SMDE)

音楽:下村陽子

CGIプロデューサー:榊原智康(SMDE)

CGI:SMDE

アニメーション制作統括:松倉友二

アニメーション制作:J.C.STAFF

■公式サイト