またお目にかかれるのかと思いをめぐらせて数カ月、人間のように直立歩行する「2本足で歩くクマ」が、ニュージャージー州の住宅地で歩いていたところをカメラがとらえた。
地元ニュースメディア「NJ.com」によると、「ペダルス」のニックネームで人々から愛されているこのクマが後ろ足で歩いているのは、前足を負傷しているためだという。ペダルスが最後に目撃されたのが2015年12月、傷が原因で冬を越せないのではないかと心配されていた。
ニュージャージー州オークリッジのオールド・ウッドランド・トレイルの近くで6月20日、ペダルスは再び姿を現し、多くの人を喜ばせた。撮影された動画の中でペダルスは芝生の上をのんびり歩いている。動物情報サイト「The Dodo」の言葉を借りれば、「以前と同じように2本足で辺りをぶらつくその姿は大きな毛むくじゃらの人間のようだ」。
今回の目撃で、ペダルスの人気は再び沸騰するに違いない。このクマのために作られたFacebookページにはすでに1万2000人以上のファンがいる。
通りがかっただけ、ここには特に何もない。
言うまでもなく、ニュージャージーの人々はペダルスが大好きだ。
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ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。