サンリオは3月6日、ハローキティを初めとする同社のキャラクターを映画化し、ワーナー ・ブラザースが世界配給する企画が進行していることを発表した。
映像化は「ロード・オブ・ザ・リング」3部作等で知られるワーナー・ブラザース傘下の「ニュー・ライン・シネマ」が担当。『ランペイジ 巨獣大乱闘』を手がけたボー・フリンさんがプロデューサーを務める。
現在開発中のため、公開時期や、映画の形態(実写・アニメ・CG)は未定だという。映画化発表に際して、関係する人々のコメントは以下の通り。
■株式会社サンリオ 代表取締役社長 辻 信太郎
友情のシンボル、ハローキティを始めとした多くのサンリオキャラクターたちがハリウッドで映画化されることになり、非常に喜んでおります。この映画を通して、世界の隅々までに仲良しの輪、友情の輪が広がっていくことを心から願っております。
■ニュー・ライン・シネマ社
プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー
リチャード・ブレナー
プレジデント兼チーフ・コンテント・オフィサー
キャロリン・ブラックウッド
私たちはサンリオとともに、この世界中で愛されてやまないキャラクターの映画化に携われることを大変嬉しく思っております。
このような時代を超える知的財産の可能性を探求できる機会を得たことは、大変な名誉で貴重なものと感じています。ハローキティと彼女の仲間たちは数十年にも渡り世界共通の文化の一部となっており、今後彼女がこの新しい冒険でどこへ向かうのか、とても楽しみにしています。
■フリン・ピクチャー社 社長 ボー・フリン
ハローキティは過去 40 年以上の間、世界中で最も愛されているキャラクターの一つです。この度、史上初となるこのキャラクターのストーリーを世界中の映画館に届けるという重大な責務に対し、サンリオの辻社長が私共を信用してくださったことを大変光栄に思っております。
そして、ニュー・ライン・シネマ社とワーナー・ブラザース映画という長年のパートナーと共に実現できるのは夢のようです。ハローキティとサンリオはポジティブで家族向けの価値観を体現する存在であり、今こそハローキティのメッセージを世界に発信するには絶好のタイミングだと思います!
■ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長兼日本代表 高橋雅美
ハローキティの映画を製作配給する機会をワーナー・ブラザース映画にいただけたことを誇りに思い、大変感謝しております。
サンリオとワーナー・ブラザース映画が世界的に提携する事で、ハローキティの素晴らしい映画が生まれ、そしてハローキティがさらに世界中の多くの人々に愛され、お互いのビジネスがより大きく発展していく事を確信しております。