あなたも「平成」の額縁を持ってみませんか?近鉄のユニークな取り組みがネット上で話題となっていたが、突然終了してしまった。
■近鉄の平成レンタルとは?
4月に平成が終わることに合わせて、愛知県の近鉄蟹江駅や近鉄弥富駅などの改札では2月から、小渕恵三官房長官(当時)が「平成」の元号を告知したときに使った額縁のレプリカを貸し出すサービスを始めていた。
Twitterユーザーの「のらねこ!」さんが2月27日、近鉄弥富駅で撮影した写真によると、駅に掲示されたポスターには、当時の小渕氏の写真が掲載。「平成」と書かれた額縁も置かれており、以下のように書かれていた。
<「平成」もあと少しで終わります。平成時代の思い出に「平成」の額縁(レプリカ)を持って、お写真を撮りませんか?改札口にて貸し出し中!>
<お気軽に、改札口(係員)に、声をかけてください。撮影のお手伝いいたします>
Twitterユーザーの「さきぽん」さんは、隣接する近鉄蟹江駅での同様のポスターと額縁を撮影し、22日に投稿している。
実際に額縁を持った写真を投稿しているTwitterユーザーもいるなど、一部で話題になっていた。
どういう趣旨でこの取り組みを始めたのか。ハフポスト日本版が28日、近鉄蟹江駅に問い合わせたところ、近鉄の広報担当者から以下のようなコメントが届いた。
「そうしたサービスを実施していたのは事実ですが、諸般の事情で取りやめました」
一体何があったのか。ハフポスト日本版では、サービスを中止した理由を近鉄に問い合わせ中だ。