10月22日に投開票される衆院選に向けた「希望の党」の選挙公約に疑問の声が広がっている。
小池百合子代表は6日の会見で、「12のゼロ」の一つとして「花粉症ゼロ」を掲げた。以下のように説明した。
とても身近な課題かと思いますけど、これによりまして社会的なある種のロス(が生じています)。
多くの花粉症の方が(いることをふまえて)、これを林や森の根源的な問題から、さまざまな医薬品の開発まで、花粉症ゼロについて取り上げてまいります。
これに対して米山隆一・新潟県知事が「花粉がでる緑の植物を国内から一掃するしか手がなさそう」と疑問を呈したほか、経済評論家の渡邉哲也さんも「人を全滅させるか、植物を全部焼き払うのかの究極の二択」と断じるなど、政策の実現性について懐疑的な声が続出した。