3月に入ると、いよいよスギ花粉の飛散がピークを迎えます。花粉症のかたにとって辛い季節がやってきましたね。そこで、花粉症に効果があるとされる「ある野菜」を食べて、少しでも症状を軽くできるよう、今から対策をとりませんか?
■花粉症対策には、有効な成分が豊富な「れんこん」を食べるのが正解!?
クックパッドニュースの以前の記事でも取り上げたように、花粉症対策には「れんこん」が効果的だと言われています。数年前から、テレビや新聞でもその効果が報道されていますが、なぜ「れんこん」が花粉症に効果があると言われているのでしょうか?
まず「れんこん」には抗アレルギー性のあるポリフェノールが含まれていると言われていて、アレルギー症状の原因物質である「IgE抗体」を減らす働きがあることが、実証されています。
また、花粉が体内に侵入するのは、目・鼻・のどなどの粘膜から。れんこんに含まれる「ムチン」という成分には粘膜を強くする作用があるため、花粉の刺激による炎症を抑える効果があるのです。
さらに、花粉症をはじめとするアレルギー症状を抑えるには腸内環境を整えることが大切。「れんこん」には、腸の働きを整えてくれる食物繊維が豊富に含まれています。
■飽きずにれんこんを食べ続けるための3つの調理法
アレルギーに効果的な成分が豊富なれんこん。できれば毎日食べるのが理想です。れんこんは調理法によって「もちもち」「シャキシャキ」「ホクホク」という3つの食感が楽しめる野菜。そこで、飽きずにれんこんを食べ続けられるよう、食感別におすすめのレシピをピックアップしました。
◯もちもちした食感を生かした調理法
れんこんは、すりおろして加熱すると、日本人好みのもちもちとした食感に♪
電子レンジで簡単に調理できるのも魅力♪
レンジで作るので、とっても簡単ですぐできます(^.^) 上品でおいしい一品!
◯シャキシャキした食感を楽しむ調理法
薄切りにして、サッと加熱するとサラダ感覚のシャキシャキとした食感が楽しめます。
専門家厳選レシピ「からだケア」にも登録されている人気のレシピ♪
しゃきしゃきのれんこんを、ポン酢マヨネーズと梅、大葉で和えました。ちょっと和風でさっぱりしたサラダです。
◯ホクホクとした食感に仕上げる調理法
れんこんを大きめに切って、長時間加熱するとホクホクとした食感に仕上がります。
炊き込みご飯にするのも、また一興です!
蓮根とご飯を一緒に炊きあげます。ほくほくの蓮根が美味しくて、おかずはいらないかも
れんこんを美味しく食べて、辛い花粉症の症状を少しでも和らげられるといいですね。(TEXT:金直子)
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(2014年2月25日「クックパッドニュース」より転載)