ハワイのオワフ島で7月1日、スーパーやレストランで、プラスチック製のレジ袋(ビニール袋)を使用することが禁止された。肉や魚など一部商品を除き、小売店ではレジ袋の代わりにリサイクル可能な紙袋や、生物分解できるレジ袋のみが許可されることになる。違反した店は、1日100ドル(約1万2000円)の罰金。繰り返し行うと1000ドル(約12万円)まで増やされる。
ビニール袋は、魚やカメ、鳥などを傷つける可能性があり、また、風で飛ばされて環境を破壊しやすい。また、自然分解もされにくいことから、ハワイではマウイ島が2008年から、カウアイ島が2009年から、ハワイ郡が2013年からそれぞれ同様の条例で規制してきた。
オアフ島で条例が施行されたことにより、ハワイ州はアメリカで初めて、州全部でビニール袋を禁止する州になった。7月1日には、黄色いお土産袋にマカデミアナッツを入れて持ち帰る日本人観光客がみられたという。ハワイのドン・キホーテでは、利用客にマイバッグ持参を呼びかけた。
なお、エコバッグの製造企業「ファクトリー・ダイレクト」のホームページでは、レジ袋の使用が禁止された世界中の都市を閲覧できる。
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