神戸市議会の橋本健市議(37)が、政務活動費を不正に受け取った疑惑が報じられたことを受けて8月28日、議員辞職する意向を固めた。神戸市議会の代表者会議で報告されたとNHKニュースなどが報じた。
8月29日にも議長に辞表を提出し、受け取った政務活動費は返還するという。神戸新聞によると、橋本市議は28日、自民党議員団を通じて以下のようなコメントを出した。
あさって30日から決算市会が開会することを考えます時、私が議員を続けることによって、これ以上、議会の混乱を招いたり、市民の皆様にご迷惑をおかけするべきではないと、三日間熟慮を重ねた結果、この際、自ら議員の職を辞したいと考えるに至りました。
週刊新潮が7月27日発売号で、自民党の今井絵理子参院議員(33)と「不倫関係」にあるとする記事を掲載したほか、8月23日発売号で印刷業者に市政報告のチラシを架空発注し、政務活動費を不正に受け取っていた可能性があると報じていた。