フリーアナウンサーの長谷川豊氏を、日本維新の会が次期衆院選に千葉1区から擁立する意向を固めたと、日テレNEWSが2月5日に報じた。
長谷川氏はフジテレビアナウンサーを経てフリーに。2016年9月19日に「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」と題したブログ(現在は変更)を投稿、批判が殺到し、テレビのレギュラー番組をすべて降板する騒ぎになっていた。
維新の会は報道関係者に配布したプレスリリースで、2月6日午後2時から千葉県庁で記者会見し、選挙区支部長予定者(=後任候補予定者)をお披露目すると通知している。リリースには会見予定者として、馬場伸幸幹事長のほか「選挙区支部長予定者」とだけ書かれている。
長谷川氏本人は自身のAbema FRESH!のチャンネルで「一部報道で出たとおり、長谷川豊の今後について、記者会見を開きます」、ブログでも「色々とご心配をおかけしたが、ずっと動いていたことのご報告です」と、会見と同じ時間のネット生中継を予告している。
長谷川氏は最近のブログで、IR(統合型リゾート)やカジノへの賛成、憲法改正で「教育無償化」を盛り込むなど、維新の主張に賛同する投稿を続けている。日テレNEWSは「維新の会と考え方が近く、知名度もある。関東に維新を根付かせたい」という維新の会幹部の話を伝えた。
橋下徹氏の後継として大阪維新の会公認で当選した吉村洋文・大阪市長は、以下のように歓迎するツイートをしている。
一方でTwitterでは、長谷川氏を擁立した維新の会の姿勢に疑問を投げかける投稿も相次いでいる。
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