村上春樹氏、ノーベル賞なるか 本人は何と言っている?

2015年のノーベル文学賞の受賞者が、10月8日に発表される。毎年「本命」とされる村上春樹氏の受賞がなるか注目される。
Open Image Modal
Japanese writer Haruki Murakami poses for photographers prior to an award ceremony for the Germany's Welt Literature Prize bestowed by the German daily Die Welt, in Berlin on November 7, 2014. AFP PHOTO / JOHN MACDOUGALL (Photo credit should read JOHN MACDOUGALL/AFP/Getty Images)
JOHN MACDOUGALL via Getty Images

今年は村上春樹氏(66)のノーベル賞受賞となるのか――。2015年のノーベル文学賞の受賞者が、10月8日午後1時(日本時間同8時)に発表される。イギリスの各ブックメーカー(公認賭け屋)の賭け率では、今年も村上氏が上位に入っている。産経ニュースなどが伝えた。

今年の文学賞は、世界最大規模のブックメーカー(賭け屋)英ラドブロークスによる予想で、村上春樹氏が2番人気となっている。1番人気はベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシエービッチさん。

このほか、ケニア出身の作家グギ・ワ・ジオンゴ氏、米国の作家フィリップ・ロス氏らの名前も上位に挙がっている。

【ノーベル賞】文学賞は8日発表、村上春樹氏は2番人気 - 産経ニュース 2015/10/05 19:15)

「ノルウェイの森」「海辺のカフカ」などの作品で世界的に有名な村上氏は、賭け率チャートでは毎年、ノーベル賞の有力候補に挙げられている。これについて村上氏本人は、サイト上での読者とのやりとりをまとめた近著「村上さんのところ」で、「正直なところ、わりに迷惑です。だって正式な最終候補になっているわけじゃなくて、ただ民間のブックメーカーが賭け率を決めているだけですからね。競馬じゃあるまいし」と記している。

村上氏が受賞すれば、日本人で3人目、戦後生まれでは初となる。

2014年のノーベル文学賞は、フランスの作家パトリック・モディアノ氏が受賞した

【関連記事】

関連記事