朝はとにかく忙しい。ベッドから飛び起きて慌てて家を飛び出す、なんてことも珍しくない。
だけど、パートナーと良い関係を築いている人たちは、目の回るような忙しい1日が始まる前、たとえほんの数分であっても、大切な人と過ごす時間をとっているようだ。
一体どんな風に、朝時間をつくっているの? 読者や、結婚の専門家たちに聞いてみました。
1. アイコンタクト
私たちは、朝一緒に歯を磨く数分間、お互いを見つめあいます。腰に手を回し、顔に触れ、おでこをくっつけあって、お互いの身体に触れます。―― ブランディ W. (読者)
2. 5分間、ベッドで抱き合う
夫は私がまだ寝ている時間に仕事にでかけます。彼が家を出る時間、私の頭はほとんど機能していません。
だから彼は毎朝、身支度をした後、ベッドに戻って私をギュッと抱きしめます。お互いの息づかいを感じるほどぴったり寄り添うその5分間が、何より素晴らしい1日のスタートになります。―― メグ・コンレー(結婚ブロガー)
3. できるだけ、同じ時間に起きるようにする
朝、全く違う過ごし方をしていて、相手とほとんど会うことも話すこともないという人たちが少なくありません。
パートナーが出かける時間にまだ寝ている、という人たちに、私はたくさん会ってきました。相手が朝4時に家をでなきゃいけないとか、夜勤だから一緒にいないという理由で起きないのではありません。ただ遅くまで寝たいから、という理由です。でもそれでは、1日の初めにコミュニケーションをとるという貴重な時間が無駄になってしまいます。―― Dr. カート・スミス(男性を対象にしたセラピスト)
4. 1杯のコーヒーや紅茶を楽しむ。
妻と私は、ポーチに置いた二人掛けのソファに隣り合って座り、一緒に朝ご飯を食べます。たった15分の時間ですが、一緒にコーヒーを飲みながら1日の予定を話し、鳥を眺めるんです。―― スティーブ T. (読者)
5. いってらっしゃいのキス
私たちが大切にしているのは、出かける前の愛情表現です。彼の方がいつも1時間早く家を出るので、私のおでこに「行ってきます」のキスをしてくれます。
いつも愛情を形で示してくれることより、仕事に行く前に私のことを考えてくれる、ということに大きな意味があるんです。―― レベッカ C. (読者)
6. スマホを置く
私たちは家を飛び出す前、仕事の電話をする前に、ほんの5分か10分でも一緒に座ってお茶を飲みます。その時は、携帯もタブレットも見ません。「忙しい」は言いっこなし。
座って、今日の予定やその日のニュースについて話す時もあれば、何も話さない時もあります。忙しければ忙しいほど、1日を始める前に心を落ち着け、お互いとつながりあうための時間になります。 ―― ウィニフレッド M. レイリー(結婚と家族セラピスト)
7. 朝の仕事を分担する
子供たちを起こして学校の準備をさせるといったことは、楽しくない日々の習慣になってしまいます。子育てはママだけの仕事ではないのに、結局ほとんどママがやってしまうことが多い。
だけど、子育てを上手に共有している親たちの方が幸せのようです。ふたりでチームになってやることで絆が強まり、幸せな気持ちが一日中続きます。―― Dr. カート・スミス
8. どんなに疲れていても笑顔
ほとんどの人にとって、朝はものすごく忙しい時間です。だけど、ほんの少しでも、相手に笑顔を向けるのはとても大切です。
幸せを感じている人たちは、慌てて準備をして家を出る時であっても、パートナーににこっと笑いかけることを忘れません。―― Dr. マリー・ランド(心理学者)
ハフィントンポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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