羽生結弦、左足甲の靭帯を損傷していた【フィギュアスケート】

フィギュアスケート世界選手権で2位だった男子の羽生結弦が、左足甲の靱帯を損傷していたことが明らかになった。
Open Image Modal
BOSTON, MA - APRIL 1: Yuzuru Hanyu of Japan reacts after competing during Day 5 of the ISU World Figure Skating Championships 2016 at TD Garden on April 1, 2016 in Boston, Massachusetts. (Photo by Billie Weiss - ISU/ISU via Getty Images)
Billie Weiss - ISU via Getty Images

フィギュアスケートの世界選手権(アメリカ・ボストン)で2位だった羽生結弦(ANA)が、左足甲の靱帯(じんたい)を損傷していたと、日本スケート連盟が4月4日に発表した。羽生は帰国せず、練習拠点があるカナダ・トロントで治療を受ける。共同通信などが報じた。

羽生はシーズン序盤から左足に痛みを抱え、年明けに状態が悪化。踏み切りの際に左足で氷を突く4回転トーループは負担が大きいため、2大会ぶりの優勝を目指した世界選手権では一部のジャンプをサルコーに変えざるを得なかった。

 

羽生、左足甲を靱帯損傷 帰国せず、カナダで治療へ - 共同通信 47NEWSより 2016/04/04 17:06)

世界選手権で羽生はショートプログラム(SP)で2位に12.04点差をつけたが、フリーでは4回転ジャンプで転倒するなどミスが相次ぎ、合計295.17点で2年連続の2位に終わった。SP2位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)が2連覇した。

羽生は世界選手権を終えて3日にボストンで記者会見し、「このためだけに3カ月間一生懸命やってきたので、喪失感はもちろんあるし、悔しさも悲しさもある」と現在の心境を語っていた