フィギュアスケートのオータム・クラシックが10月14日、カナダで行われ、羽生結弦(20)が男子ショートプログラム(SP)が首位に立った。羽生はこの大会が今季初戦。
今季、羽生のSPはショパンの「バラード第1番」。前人未到のプログラム構成に挑んだ。
これまでのSPの史上最高得点は、羽生自身が2014年2月のソチオリンピックで出した101.45。曲の後半に3回転-3回転の連続ジャンプを盛り込んだが、この大会のSPで後半に3回転以上の連続ジャンプを盛り込んだのは、羽生一人だった。
今季は3回転の連続ジャンプに加え、ソチオリンピックでは演技前半に組み込んでいた4回転ジャンプを、基礎点が高くなる後半に移動させた。
ソチオリンピックとオータム・クラシックの構成比較
※後半の4回転トーループは成功すれば11.33となる。
羽生は後半の4回転トーループで着氷が乱れたが、続く3回転の連続ジャンプは成功した。日刊スポーツによると、羽生は演技の後、「6分間練習の感触は良かったが、4回転トーループに関しては(着氷が乱れて)正直悔しい。本番という舞台で、いい課題を見つけられた」と話し、悔しさを見せた。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー