羽生結弦、2016年もSP首位発進 超高難度のプログラム構成とは【演技動画あり】

前人未到のプログラム構成に挑みました。

フィギュアスケートのオータム・クラシックが10月14日、カナダで行われ、羽生結弦(20)が男子ショートプログラム(SP)が首位に立った。羽生はこの大会が今季初戦。

今季、羽生のSPはショパンの「バラード第1番」。前人未到のプログラム構成に挑んだ。

これまでのSPの史上最高得点は、羽生自身が2014年2月のソチオリンピックで出した101.45。曲の後半に3回転-3回転の連続ジャンプを盛り込んだが、この大会のSPで後半に3回転以上の連続ジャンプを盛り込んだのは、羽生一人だった。

今季は3回転の連続ジャンプに加え、ソチオリンピックでは演技前半に組み込んでいた4回転ジャンプを、基礎点が高くなる後半に移動させた。

ソチオリンピックとオータム・クラシックの構成比較

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※後半の4回転トーループは成功すれば11.33となる。

羽生は後半の4回転トーループで着氷が乱れたが、続く3回転の連続ジャンプは成功した。日刊スポーツによると、羽生は演技の後、「6分間練習の感触は良かったが、4回転トーループに関しては(着氷が乱れて)正直悔しい。本番という舞台で、いい課題を見つけられた」と話し、悔しさを見せた。

フリーは15日(日本時間16日)行われ、羽生は陰陽師・安倍晴明を演じる「SEIMEI」を披露する予定。

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