ハロウィン当日の10月31日夜、東京・渋谷に多くの人が集まり、騒ぎが起きて逮捕者も出た。一方、フランスでもハロウィン当日の夜、パリ郊外や地方都市で若者たちが店に侵入したり車を燃やすなど暴徒化し、110人以上が逮捕されている。
ロイターによると、リヨン市内中心部で数百人の若者たちに一晩、催涙ガスを発射するなどの対応をとった。Twitterには黒装束の人々が走り回る中、催涙弾が発射されているリヨン中心部の様子を撮影した動画が投稿されている。
■リヨン
La situation dérape de nouveau rue de la république à #Lyon. Les #émeutiers sont nombreux. #Halloween#Purgepic.twitter.com/XYfqoaHvCB
— Julien Damboise (@JDANDOU) 2018年10月31日
しかし、フランスのラジオ局「フランスブルー」によると、クリストフ・カスタネール内務大臣の話として、1万5000人の警察官を動員したが、2018年のハロウィーンの「暴動」は、2017年より深刻ではなかったという。
ハロウィンはもともとフランスの伝統行事ではなかったが、1990年代後半から、アメリカの映画やテレビシリーズの影響を受けて、広まったという。