気象庁が箱根山に火口周辺警報

火口周辺警報は特別警報、警報、予報と3種別に分かれているうちの警報に当たる。噴火警戒レベル(レベル1から5までの5段階)では、レベル2の「火口周辺規制」とレベル3の「入山規制」が該当するが、今回の警報はレベル2とされた。
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 気象庁は、4月下旬から大涌谷(おおわくだに)付近を震源とする火山性地震が増加している箱根山に6日朝、火口周辺警報を発表した。

 火口周辺警報は特別警報、警報、予報と3種別に分かれているうちの警報に当たる。噴火警戒レベル(レベル1から5までの5段階)では、レベル2の「火口周辺規制」とレベル3の「入山規制」が該当するが、今回の警報はレベル2とされた。火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生するか、発生が予想される状況に相当する。

 気象庁は、大涌谷周辺では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石を警戒し、風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降る恐れがあるため注意するよう呼びかけている。

関連リンク

・気象庁プレスリリース「箱根山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表」