『月刊群雛 (GunSu) 2015年01月号』には、晴海まどかさんの小説『ご飯の時間』のサンプルが掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューをご覧ください。
晴海まどか(はるみ・まどか)です。一九八三年生まれの乙女座のA型です。女子力低めです。『ご飯の時間』というタイトルの作品ではありますが、本作でも調理シーンには期待しないでください。
好きなものはムーミンと椎名林檎(しいな・りんご)、趣味は音楽活動です。
二〇一四年三月に、『明日が雨でも晴れでも』という作品で、ライブドアブログ×impress QuickBooks主催の『ライトなラノベコンテスト』にて特別賞をいただきました。
◆インタビュー記事(INTERNET Watch)
また、同じくimpress QuickBooksから、新作小説『髪の毛探偵 石神くん』シリーズが発売中です。1巻は無料配信しているのでお気軽にぽちってください!
◆『髪の毛探偵 石神くんシリーズ』プロモーションページ
・1巻「ひとりぼっちの桜の亡霊」:http://ishigami1.tumblr.com/
・2巻「茶パツおばけの肝だめし」:http://ishigami2.tumblr.com/
・3巻「おかっぱかぐや姫の仮装行列」:http://ishigami3.tumblr.com/
◆公式サイト:『白兎ワークス』
◆ブログ:『原点回帰―Running possible―』
◆Twitter(@harumima)
ある日、主人公・葉月(はづき)とルームシェアをしている瑛奈(えいな)が自殺を図ります。
瑛奈のその一件以来、葉月はなぜか食事をとれなくなってしまいます。一方、周囲では大学教授の自殺、連続少女失踪事件など、不穏な事件が次々と起こっていって......? といった感じのサスペンス・サイコホラー作品です。
今回のサンプルには掲載していない物語後半に、残酷・グロテスクな描写が含まれますので、苦手な方はご注意ください。
この作品は『月刊群雛』と同じく、BCCKSの配本サービスを使って複数ストアで販売しています。プロモーションページに各ストアへのリンクも張ってあります。
なお、表紙の写真モデルは、知己である俳優の高橋里英(たかはし・りえ)さんです。我が家で撮った彼女の写真をアプリで加工して表紙にしたという手作り感満載な感じです。彼女が持っている白いお鍋は、うちで現役で活躍しているものです。
◆高橋さんブログ:『演ジビト《高橋里英》を視界ジャック♪』
グロテスクなものが書きたいと思ったのと、不健全な二人を書きたいと思ったのがきっかけです。
ここ数年は中高生が主人公の読後感爽やかな学園ものを中心に書いているのですが、かつてはホラーとかグロ系のものを中心に書いていて、高校時代はグロい描写に定評がありました。というわけで、たまにこういうのが書きたくなります。といっても過度なスプラッタではなく、人間の内面にあるグロさみたいなものを描けたらと思いました。
あと、恋人でも家族でもないけど依存し合っている不健全な関係、みたいなのを書くのがわりと好きです。作品ジャンル的には異なりますが、『月刊群雛』2014年06月号にサンプル掲載させていただいた、『エス・エス・エス』という作品も主人公がわりと不健全です。
サイコホラー作品が好きな方に。また、グロ耐性がある方や、百合ものっぽい要素もあるのでそういうのが好きな方にもぜひ。
執筆に二週間、推敲に三カ月くらいでしょうか。実はこの作品はプロトタイプ版の短編がありまして、それを膨らませて長編にしたという経緯があります。
新井素子(あらい・もとこ)さんの『あなたにここにいて欲しい』という作品です。確か読んだのは中学生の頃だったと思いますが、すごく衝撃を受けました。特別な関係で強い絆を持っている女性二人が主人公なのですが、その関係が徐々に壊れていくお話です。
あと同じく新井素子さんで『くますけと一緒に』という作品があるのですが、ぬいぐるみホラーでこれもなかなか衝撃でした。かわいらしいものでもこんなに怖くなるんだみたいな。
『月刊群雛』一周年記念増刊号に参加する予定です。短編を書き下ろしています(そっちはホラーじゃないです)。
また、二月になったら、個人出版で短編集を出そうと思っています。恋愛小説を集めた短編集の予定です。一年前の『月刊群雛』創刊号に寄稿した、『君には傘がよく似合う』も収録予定です。
最新情報はブログや公式サイト、Twitterでアップしています。よかったら覗いてみてください。
晴海まどかさんの既刊サンプルが掲載されている『月刊群雛 (GunSu) 2015年01月号』は、BCCKSではDRMフリーEPUB(およびBCCKS独自形式)とオンデマンド印刷版(紙本)を、楽天Kobo・BOOK☆WALKER・iBooks Store・BookLive!・Reader Store・紀伊國屋書店Kinoppy・ブックパス・eBookJapan・Kindleストアでは電子版を頒布しています。下記のリンク先からお求め下さい。誌面は縦書きです。