グッチ 黒のセーターが黒人差別と指摘され販売中止

「ブラックフェイス」を想起させるデザイン
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問題となっているグッチの黒セーター
Huffpost US

イタリアの高級ブランド「グッチ」がネットで炎上した。

理由は、顔を黒く塗り黒人を真似る「ブラックフェイス」を想起させる黒のセーターの販売。その後グッチはTwitterで謝罪し、販売を中止した。

「グッチはこのセーターによって人々に不快な思いを与えたことを、心より謝罪します」と声明で語った。

「商品は、実店舗とオンライン店舗共に既に販売中止しました」

グッチは「多様性は基礎的な価値観」であるとし、「今回の問題を機にしっかりと学んでいく」ことにコミットすると語った。

この890ドル(約9万8000円)のセーターは、鼻の上までカバーするハイネックで、口の部分は赤くラインがあり、穴があいているデザイン。グッチの直営サイトからは取り下げられたが、他のショッピングサイトではまだ販売しているところもある。

ソーシャルメディアでは多くの人がこのセーターにショックの声を上げており、「ブラックフェイス」の風刺画と比較する人もいた。

ハフポストUS版はグッチにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。