3日に大きな噴火を起こしたグアテマラのフエゴ山は、現地時間の6日午後(日本時間6日早朝)も1500mほど噴煙を吹き上げました。当初の噴火による被害はさらに拡大しています。
上空は東よりの風が続くため、噴煙は西方向に流れる予想です。ただ、あまり高く上がらないことや、風向きは空港と逆方向なので、3日のような大規模な噴火がなければ影響はない見込み。
グアテマラのフエゴ山の噴火で被害を受けた村(4日撮影)
時事通信によると、5日の時点で「死者は少なくとも73人に上り、192人が行方不明となっていることを明らかにした。AFP通信が報じた。犠牲者数はさらに増える可能性がある。火山活動はより活発化しており、救助活動にも支障が出ている。」とのこと。
火砕流の高温の堆積物が残ってるため、大規模な噴火がなくても一時的に噴煙を上げる恐れがあります。避難、捜索活動の困難な状況が続きそうです。
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