アメリカ大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン氏が激しく競り合う展開となっている。
開票作業が続く中、トランプ大統領は郵便投票をめぐって「不正が行われている」という主張を始め、自身のTwitterで「集計を止めろ!」とツイートした。
このトランプ大統領のツイートを引用したスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんの発信が注目を集めている。
その理由とは?
「本当にばかげている。ドナルドはアンガーマネジメントをしてから、友人と懐かしの映画でも見に行くべきだ!落ち着けよドナルド、落ち着け!」
かつて、トランプ大統領が…
実はこのセリフは、かつてトランプ大統領がトゥーンベリさんに放ったものなのだ。
地球温暖化対策に腰が重い各国のリーダーに対し行動を促してきたトゥーンベリさんに、トランプ大統領はからかうような態度をとるなどしてきた。
そして、トゥーンベリさんがアメリカの雑誌『TIME』の「今年の人」に選ばれた際には、こうツイートしていた。
「本当にばかげている。グレタはアンガーマネジメントをしてから、友人と懐かしの映画でも見に行くべきだ!落ち着けよグレタ、落ち着け!」
当時も皮肉を交えて対応
このトランプ大統領による“口撃”が行われた直後もトゥーンベリさんは、自身のTwitterのプロフィール欄を「アンガーマネジメントに取り組むティーンエージャー。今は落ち着いて、友達と懐かしの映画を見ている」と変更し、皮肉を交えて対応していた。
今回は、改めてトランプ大統領に対して、皮肉を交えて切り返した形だ。