過激派組織「イスラム国」とみられるグループに拘束されているとされる、ジャーナリストの後藤健二さんの解放交渉期限が過ぎてから31日夜で丸2日以上が経った。現地取材するジャーナリストからも「進展なし」とする声が多い。いまだヨルダン政府は、ヨルダン人パイロットの安否確認をイスラム国側に求めているが、返答がないという。こう着した状況が続いている。
イスラム国は、後藤さんと思われる英語のボイスメッセージを1月29日にネット上に公開。日本時間29日午後11時半頃までに、ヨルダン政府が身柄を拘束するサジダ・リシャウィ死刑囚をトルコとの国境に移送するように求めていた。
外務省は30日、人質の引き渡し場所と予想されるトルコ南部のシリア国境付近で取材する報道陣に「不測の事態に巻き込まれる可能性が高く、非常に危険」と注意喚起している。
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