Googleによれば、人々のGoogleとのふれあい方の変化に応じたデザイン変更なのだそうだ。ロゴやエンブレムの変更は「Googleとの接し方の変化に対応し、また小さな画面内でもGoogleを使っていることをわかりやすく表示するために行ったもの」だとしている。
変更内容については既にお気づきだろうか。ロゴにあるカラーはこれまでと変わらない。しかしフォントがセリフ付きのものからサンセリフのものに変わった。また、アイコンも小さな青色の「g」から、4色に色づけられた「G」へと変更になった。
「Googleの長所(シンプルで整然としていながら、カラフルでフレンドリー)を活かしつつ、現在だけでなく未来を見据えたデザインにしたいと考えました」とのことだ。
なおGoogleからの、新しいロゴデザインについてのより詳細な記事も公開されている。曰く「4つの色と、シンプルな白背景のロゴを、さらにシンプルに表現したいと考えました」ということらしい。その線に沿って、デザインチームは「数学的な純粋さと、学校の教科書で採用されているフォントのシンプルさ」によって「親しみやすさ」を表現したいと考えたのだそうだ。
モバイル版の検索ページについても変更を加えている。現在のところは細かい変更にとどまっているようだが、Twitterの検索結果で利用しているように、水平方向のスワイプによりさまざまなジャンルに基づいた結果を統合的に表示できるようにしたいと考えているようだ。
GoogleのモバイルアプリケーションやあGoogle Nowカードにも変更が加えられた(見やすくなるように、サイズの変更などを行なっている)。
Goolgeの社屋にてもロゴの変更を反映中であるようだ。
Googleは持ち株会社のAlphabetを設立したばかりでもあり、それに時期をあわせてブランドイメージを新しくするというのは、確かにありそうな話ではあった。
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(翻訳:Maeda, H)
(2015年9月2日 TechCrunch日本版「Google、ロゴデザインを一新(セリフからサンセリフへなど)」より転載)