Googleの新製品発表イベントより。テレビのHDMI端子に差し込んで使うメディアストリーミング端末の新型、Chromecast 2.0 を発表しました。外観は円盤状に変わり、すぐに動画の再生が始まる"Fast Play"機能を搭載します。 Chromecast 2.0 はその形状がドングル型から円盤状に大きく変化。本体から延びる平型コードでテレビのHDMI端子に接続するペンダント型になりました。初代モデルはそのままHDMI端子に差し込んでいたため、何かに引っ掛けたりしたときに端子部を破損する可能性もありましたが、新モデルなら端子への負担も少なそうです。
新機能 Fast Play は再設計された Android /iOS の Chromecast アプリによって提供されます。あらかじめ次に再生するであろう動画の頭の部分をバッファに溜めておくことで機能し、たとえばドラマであれば、次回を先読みしておくことで再生中のエピソードが終わったらすぐに次を再生できます。
WiFiは 5GHz帯にも対応。2.4GHz帯で電波干渉に悩まされていた人にとっては朗報です。
ストリーミングに対応するチャンネルも増加中。音楽ストリーミングサービスのSpotifyにも対応しました。ほかGoogle Photos, BBC iPlayer Radio, Showtime, NBA など。
カラーはブラックに加えてレモネードとコーラルをラインナップ。価格は35ドル。
(更新中)
(2015年09月30日「Engadget 日本版」より転載)